昨日の続きとBF9.9Dの重整備開始。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
毎日のように梅雨空が続いています。
ああ、早く夏がこないかなぁ~
さて、Mercury F2MHの修理の続きです。
「キャブレター交換はしないで」ということなので
2回目の分解清掃に入ります。
内壁には塩がこびり付いていた痕があります。
すこしでも良くなりますように・・・
すこしでも穴という穴を掃除するため、ここの目くら蓋も外します。
この作業、少し時間を使います。
先日の水没MFS2Bのときも外して掃除しました。
そのときは水没直後で海水はまだ乾いて岩塩には
なっていませんでしたので、今回のほうが強敵です。
効果があると良いのですが。
ご希望のエンジンオイル交換を実施します。
ちょうど300ml入っていました。
いや、前回入れたのは私だったかな?
ギヤオイルも交換します。
シャーピンが微妙に曲がっています。
このまま使えない訳ではありません。
ご予算が厳しいと言われていたので、そのままとして
口頭での報告をすることにします。
燃料には細かなゴミもあったし、キャブレターには
海水のあと、臭いも新しいか古いか判断できない・・・
修理のご要望はエンジンの始動不良だったので
ガソリンも全部捨てて、入れ替えました。
さて、試運転を実施します。
エンジンはすぐに掛かるのですが、すぐエンスト。
止まらないように再始動し、目を放さず暖機運転。
暖気が終わったのでキャブのシボリを確認します。
このエンジンは、分解前の戻し位置が
ちょうどよい位置でした。(戻しなし)
サービスマニュアルに書かれているアイドル回転数は
1300rpmです。
1300rpmまで回転を落とすと、少し不安定気味なので
少々高めにしておきました。
次は重整備をするレンタルさんのHonda BF9.9Dです。
シリンダーブロックがどかっと・・・
バカな頭は覚えていなくても、手や筋肉は覚えていて
いつも気が付けばラバラに(笑)て感じで・・・
染み付いているのか?
重要な部分には何も問題が無くて安心します。
専用洗浄剤を使ってカーボンを除去したり、
ホーニングしたり、組立ての準備を済ませておきます。
クランクシャフト下側のオイルシールですが本田技研さんの
船外機では珍しく、手でするっと挿入できます。
(他の場所や機種は、圧入するケースが多い)
もし取れたら大事故になるので、ここだけは
セメダインスーパーXさんのお世話になります。
宜しくお願いします。
さて、先ほど部品が届きました。
お昼から組立てに入らせていただきます。
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