未分類

ホッチキスの芯と水没2馬力の顛末

皆様、年の瀬が迫ってまいりましたが、ご機嫌はいかがでしょうか。

当方では修理で部品を大量に消費するのですが、

入っていたパッケージの処理時間もバカになりません。

部品の入っていたビニール包装とラベルの紙を

可能な範囲ですが、分離しております。

現在、わが日本国ではゴミの分別収は当たり前のマナーです。

で、いつも頭を悩ませるのは・・・・・

ホッチキスの芯です。

これ、部品の封印ではなく、仕分伝票を部品にくっつける為だけに

ひどいのになると1つの部品の袋の上端に5つぐらい付いています。

ほかに代案とかないのでしょうかね?

パッケージ処理の度に、何か良い方法はないのかと思案しております。

私だけ?

カーボンニュートラルには関係無いから、まぁいいか。

さて、水没してクラッチがメタメタになっていたBF2DK2に

長期間悩まされておりました。

パワーユニットは大丈夫そうだと書きましたが・・・

「ゲロゲロ~」

クランクシャフト下側の、オイルシールのあたり面が

錆びてしまっていました。

「これ絶対あかんやつやん・・・」

この状態だと、せっかくオイルシール換えても

すぐにエンジンオイルが漏れてきて、最悪焼き付き・・・

当然オイルシールも替えました。

見落とさなくて良かった・・・

でも、すでにクラッチ周りだけで修理は高額な部類になっていたので

どうしようかとゴソゴソしたら、ましな中古部品が有ったので

これ使いますわ。

分解すればするほど、「うわー」「ゲロゲロ」連発で

その度に中古部品箱に手を突っ込んでの捜索を開始して・・・

工賃は大赤字パターンに突入しました。

でも、全部新品にして全額正規工賃もらったら

かなり新品に近い金額になってしまうので~

オーナー様「水没後も少しの間は調子が良かった」と言われていましたが・・・

排気口周囲が真っ黒です。

エンジンが掛かっていたけど不調ではあった様な~

(スパークプラグも真っ黒でしたし)

で、「たぶんダメだ」と言ってたキャブレターですが、

分解したら

やっぱり塩まみれでした。

90%ダメだと思いますがテストせずにダメと言っても説得力が無いので

2度ほど分解清掃して試運転しましたが、

やはりエンジンは掛かるのですが

2回とも20分くらいの試運転でスパークプラグが

うっすら煤けてきます。

これも、見落とすとお客様漂流するので

手抜きは出来ません。

ちょうど先日、他の営業所から回ってきた長期在庫部品に

2馬力のキャブレターが1個有ったので、

特価で交換させていただきました。

これで試運転したら、煤(スス)けなくなって

やっと解放されました。

毎日ではないですが、11月28日のお預かりから今日まで

数時間ずつ修理をしてやっとです。

ちなみにリコイルスターターASSYは交換していません。

少し「シャーシャー」となってますが壊れても帰って来れますし・・

防錆剤シューしておきます。

明日は2022年最後の新品船外機の換装作業です。

その様子はまた次回報告いたしま~す(たぶん)

 

コメントを残す

*