皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか?
海でのピンチのときは118番です。
但し呼んでも、マリコ様は来ませんが・・・
ここのところ、2馬力に泣かされるケースが続きました。
5月に「エンジンが掛からない」と持って来られた方の
BF2D6のIGNコイルです。
表面が錆びています。
5月の時、エンジンはお持ちになったお客様の目の前で掛かり、
「あれっ」てなったのですが、一応預かって水槽運転など
テストをしたのですが異状は出なくて、同時依頼のオイル交換などして
お返ししたのですが、点検後初めて10月に乗りに行ったら
またエンジン掛からないとのことで、大変ご立腹でした。
スパークテストしてみたら、火花は飛んでいますが、他のIGNコイルと
交換したら、火花が目で見てわかるくらい違うので、
観察したら・・・この錆が原因?
他のBF2DK2ですが、燃料コックが折れているので修理してほしいと
お持ちになって、部品交換の為に外すと・・・
ご自分でしたわけでは、無いようですが・・・
あとガソリンに気を付けて、「新しい」「きれいなもの」を
使うようにお伝えしたのですが、「そんなことはないはずだ」とのことで、
左がコック折れの方ので、右が違う方のタンクに入っていた
燃料です。
右の方もゴミが少々入っていましたが、コック折れの方のは
いかにも古く、ゴミも多かったのですが・・・・・
水槽試運転の為にテストペラに付け替えます。
ほかにも、他店でも過去に診てもらったが、エンジンはすぐかかるが
沖で4回も5回もエンジンが止まってしまうという方の
BF2DK2も入って来て、試運転祭りです。
30分とか長いときは1時間ほど水槽試運転しますが、
それでもここでは症状が出ないときもあります。
ギボシの被覆が破れ内部がむき出しになっていました。
部品を取寄せて交換すればよいのですが
運賃も掛かるし、直せないことは無いので・・・
これでOKですね。
4~5回沖で止まる方のキャブレターはすごく何回も戻さないと
調子が出ないので、メーカーに尋ねて調べてもらったら
流石に許容範囲を超えているというので、キャブレターを
交換したのですが、100%自信があるわけではないと
お伝えし、様子を見てもらうことになったのですが、
先日、電話で「1日使って調子よかったですよ」と
わざわざご丁寧に連絡を頂きました。
修理する方としては、すぐに乗っていたける方が
本当に一番助かります。有難いです。
また違う日には後進に入りにくくなったBF225AK3の修理というか
リモコンボックスの調整に行きました。
このタイプのリモコンを使っている方で、ケーブルが
そんなに伸びてないのに少々後進に入り難いという方は
ここの調整をお勧めします。
で、作業終了後に時間に余裕があると、欲を出してもう一か所へ作業に
向かって、「2件も作業できた」と夕方、満足でルンルン帰路の途中に
「あっ、ナット4か所仮締めのままで本締めしてないかも」と思い出し、
「私の作業ミスのせいで事故になったら大変」と
翌朝また同じマリーナへ(汗)
調べたら、無意識に3か所は本締めしていましたので
事故にはならなかったでしょうが、やっぱり1か所
締めていませんでした。
猛省いたします。申し訳ございません。
先日の休みは、お参りしたからとバカが治るわけではありませんが
反省の意味も兼ねて、現在、日本中の神様集まっているというので
「日本中の神様、申し訳ございません、そして有難う御座います。」
で、大好きな灯台も
流石東洋一?上まで上がって降りてきたら
膝がガクガクになりましたよ。
神の試練?
お土産は、もちろんこれ!
隠岐誉とおつまみ研究所の最強コンビです。
山陰最強~
さて現在は海上で「もらい事故」にあったという
BF75DK0の整備をしております。
船外機への直撃は無かったとような感じですが、
保険屋さんもOKとのことで念のため点検を・・・
船体はボコッと割れていて、痛々しい。
ガンネルもずれていました。かわいそう。
乗っていた方は3人ともボートから掘り出されそうになり
下半身は衝撃で入った海水でビチョビチョになったそうです。
ボートがきれいに元に戻りますように。
では本日はこの辺で。