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Honda BF5DHを衝動買い?!

皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか?

BF2DK2を点検したお客様に頂いてしまいました。

「大変美味しゅう御座いました」(すでに過去形)

本当に有難うご座居ました。

先週から、2馬力をはじめとした点検修理が

たくさん入ってきております。

このTohatsu MFS2Bは3.5馬力に改造してあったので

1年半前に点検/修理をお断りしたそうです、私が・・・・。

今でも違法改造の修理点検は全部お断りしています。

この方は今回は2馬力に戻す部品を持って来られたので

お受けしました。

つい先日、日本海で2馬力→3.5馬力で乗っていた人が

第8管区海保に見つかり、大阪の自宅まで保安官3名が捜査に来て

その後、約7時間取り調べを受けたそうです。

買ったオークションサイトの情報や出航~帰港まで写っている

漁港の監視カメラまで証拠がそろえてあったらしく、

反論の余地はなかったとか。

免許をお持ちでない方が違法馬力UPした場合の罰則 ↓

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/koutsu/hune/kaizo.htm

なんか、現在そういった違法改造の検挙に力を入れている

らしいので、もし違法改造している方がおられたら

2馬力に戻すことをお勧めしておきます。

80万あったらクルマ買えますよ。

さて私事で恐縮ですが、思わず買ってしまいました。

9月の釣行以来、モヤモヤしていたのですが、

「エイ、やー」で衝動買いです。

昔、先輩に言われたことが有ります。

ほしいクルマやボートを、悩んで悩んで買わないやつはアホやと。

思い立ったが吉日、趣味の物は欲しくなったら即買えと。

で、いつでも買えるように仕事を頑張れとも。

Honda BF5DH SHNJ新品が届きました。

5馬力とは思えない、高級感あふれるたたずまいと

優しい操縦性能とてんこ盛りの各種装備。

「船外機のフルアーマーガンダムや~」(意味不明)

まずは、車載工具(艇載工具?)が錆びないように

クリアースプレーペイントで塗装します。

濡らすとすぐに錆びますが、ボートに積まないわけには

行きませんから。

次は、私は12ftのアルミボートを2人乗りで使う事が多いので

オプションプロペラを買ってピッチ変更を行います。

もともと5馬力には「直径が7-7/8インチ×ピッチが7-1/2インチ」の

プロペラがセットされています。

これは、たぶん全世界的に考えて、5馬力が一番使われる用途が多い

4人乗りぐらいのゴムボートを想定してセットされていると

思います。

(大型ボートに積まれたテンダーのゴムボートみたいな)

4人乗りゴムボートなら5000rpmまで回せるでしょうが、

私のアルミボートだと、良く回って4000rpmぐらい?

まあ、それでも乗れますが、加速は悪いし、

過負荷(オーバーロード)を続けると、

・オーバーヒート

・電気腐食の促進

・各部の偏摩耗

・燃費の悪化

など、全く良いことは何もなし。

なので、7-7/8×5-7/8に変更して

全開の5000rpmまできっちり回ることを目指し

プロペラを追加購入しました。

その後エンジンオイル(Honda E1オイル0.55ℓ)を

注入し、水槽試運転を実施しました。

「ブルンブルン」良いですね~さいこー

単気筒なので、他の単気筒船外機同様にエンジンのヘッドは

吹かすたびに「ブルンブルン」と左右に震えますが、

5馬力では唯一のスイベル構造と特別に開発された

防振ラバーマウント(サスペンション)のおかげで

操作する手にほんの少ししか振動が伝わってきません。

黒い丸が上側の防振ラバーマウントで

下側のは胴体を包むように左右に伸びている

アルミのアームの中に入っています。

これは通常なら、2気筒の船外機から装備されている

贅沢機構です。

また、排気ガスの熱がスイベルシャフト内を通らないので、

ステアリング操作潤滑のグリスが排気熱で溶けて

溶け出てくることも無いでしょう。

エンジン始動時もデコンプの装備で軽く始動できて、

エンジン停止時はワンプッシュで確実に切れる

新しい停止機能が付いています。

(通常は停止するまで押し続ける)

燃料タンクは内蔵頭上タンクが1.5ℓで、想定では

45分ぐらい走れると思いますから、短距離なら頭上でOKです。

コックを切り替えると、オプションの外部タンクで

使用することもできるので、私は外部タンクを

使うつもりなのでタンクを手配中です。

エンジンオイルが規定値より減ってしまったら、

グリーンランプが消灯して自動的に回転制御を行い

操縦者に異常を知らせ、エンジンを故障から守る

安心機構も付いていますよ。

エンジンオイルの排出は、12mm頭のボルトを外して

行います。(3つ並んでいる真ん中のボルト)

あと、キャブレター内のガソリンを抜くドレンスクリューですが

旧型BF5Aのは頑張れば手で緩められるものだったので

マイナスドライバーで緩める通常のタイプから

ノブ付きの旧型に変えました。

パーツセンターに26個残っていましたが

1個私が注文したので、あと25個です。

再生産はなく、無くなったら販売終了のようです。

(但し、ガソリン漏れの管理などありますので

真似する方は自己責任でお願いしますね。)

これで、帰港後毎回手で緩めて燃料を排出できます。

万が一勝手に緩んでもカウルの外に排出できるように

ドレンにホースを接続し、アンダーカウルにある穴から下に出しておきました。

次はオプションの6A発電装置を付けるかどうか悩んでおります。

必要ないかな?

さあ、このBF5DH君の進水式はいつしようか?

楽しみで~す。

 

 

コメント

  1. まさご より:

    昨年同じ5馬力を購入させてもらい、夏に不調のことで相談させてもらった真砂です
    その後エンストは無く、快調です
    やはり吸水口にゴミか何か張り付いたのでしょうか
    シリンダヘッドの温度は全開航行時90度くらい(アイドリング時75度くらい)、サーモスタットのところで60度ぐらいです

    また実際に使われて感じられた感想やメンテナンスについてお教え願います

    1. Dr.H より:

      まさご様、コメント有難う御座います。その後快調とのことで何よりです。
      水温はサーモスタット周囲でモニターしてください。
      使った感想はまたブログでアップしてきますね。
      今後とも宜しくお願いします。

      1. まさご より:

        今日も船出しました
        一度エキパイのパッキンに錆と塩がふくと相談させていただきましたが

        同じボート倶楽部に2年前に堀井さんところで6馬力を買ったという人がいて
        その人のエンジン見せてもらったら同じようにパッキンに錆、その付近に塩が吹いてました
        私はご忠告どおり掃除してペイントしました

        私が言うのもおこがましいですが
        工具にクリアを吹くなら、海で使う前にシリンダー下部エキパイ付近にもクリアを吹かれたらいいと思います
        僭越ながら・・・

  2. 中野 より:

    お世話になりました。トーハツ2馬力見ていただきました中野です。
    1年半位前に断られたのではなく、1年半位前に点検していただいてた、、が正解です。
    かれこれ5~6年位前から通算4~5回見ていただいてたのですが、今回最初別の社外キャブ事例と勘違いされていらっしゃった模様で、そこから急に見れないとお聞きしたので、一瞬戸惑ったのが実情です。
    ただ、元々譲り受けた時から付いてたキャブレターなので、あまり考えず使用していましたが、今回しっかり法定内整備して頂き逆にほっとしました。
    これからは安心して使用できますので、
    定期点検宜しくお願い致します。

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