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新型コロナ(写真無しです)的な話

皆さまご機嫌はいかがでしょうか?

今月初めに検診を受けたのですが、オプションで

新型コロナの抗体検査を入れていまして、

昨日、結果が届きました。

結果は「陰性、過去にかかったことはありません」と

書いてあって、ホッとした半面、

正直、知らないうちにかかって抗体があったほうが

良かったような、良くないような・・・複雑。

地元の自治体は少し早いのか?私のようなおっさんでも

1回目のワクチンを打ってくれています。

そういえば、〇〇さんはもう、大丈夫かな?

さかのぼる事今年の2月ごろ、お得意さんの〇〇さんから用品の注文があり、

送ったのですが、ヤマト運輸から

「本人様より、預かっておいてほしいと言われまして」と連絡がありました。

おかしいなと思っていた数日後、〇〇さんより電話・・・

(〇〇さんとは半年ぐらい会っていませんでした)

「Hさん・・・ハァハァ・・・受取できなくてすいません・・・ハアハア」

「ああ、どうしたんですか、荷物まだ受けとってないそうですね」

「ハアハア・・・僕、コロナになったんです・・ハアハア・・・」

「ええっ、マジですかぁ―」

「荷物なんていつでもいいのですぐ病院に行ってください」

(補足:正確にはすぐ病院は駄目で、まず保険所に電話ですね)

「ハアハア・・・今救急隊員が席を外したので、電話できました・・・

僕ね、救急車呼ぶの2回目なんですけど、・・・ハアハア・・・

病院いっぱいで入れないんです・・・・救急隊の人がずっと電話を

してくれているんですけど・・・ハアハア・・・

お昼に来て・・・ハアハア、まだ見つからないんです・・・・」

「ええっ、今どこですか、大丈夫ですか」

「ハアハア・・・今救急車の中です・・・ああ、救急隊員の人が

戻ってきたので電話切ります・・・ハアハア・・・すいません・・・・」

それから数週間、〇〇さんの事が心配で心配で・・でも、共通の知人にも

聞けず、時間が過ぎた後、電話が掛かってきました。

「Hさん、ご心配かけました、復活しました」と

2011年の震災以来です、知人の事でこんなに心配になったのは。

聞けばその日も病院には入れず、酸素など緩和処置をしてもらって

部屋まで付き添いしてもらって、しかし後日、また苦しくなって

3回目に家族が救急車を呼んで到着した時、隊員の方が

「心配ないですよ、今回は病院が見つかるまで帰りませんから」と

お昼から夕方まで救急車から電話をし続けてくれて、

夕方に見つかったそうですが、

「すいません、中等症の方の病院しか見つかりませんでした」と

言われて、後から考えたら重症だったということですが、

運んでもらい、病院では、主治医より

「肺炎の治療を行います」

「しかし新型コロナは治療法がありません」

「なので、実験を開始します」と言われたとか?

(その後、本人は高熱で記憶がないそうですので、上記のセリフも

本当かどうか・・・救急車で私と電話したのも

うろ覚えで「僕、そんなこと言ってましたか」です。)

しかし、その実験で投与した薬(本人曰く、デムベシビルかな)が

主治医もびっくりしたぐらい効果があったそうで

ケロっと直ったようです。

ご本人から、

「僕のような人が出ないように、体験談ブログで書いてください」と

言われていて、忘れていました。

ので、書きました。

皆さま、できるだけ感染しないようにお願いします。

運悪く感染した〇〇さんは無事、生還できましたが、

私の耳には、あの、途切れ途切れの苦しそうな「ハアハア・・・」は

まだこびり付いて離れませんから~

では、本日はこの辺で・・・

 

 

 

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