皆さま、ご機嫌は如何でしょうか。
6月の電気代の請求を見てびっくりしました、
通常の約、半分ぐらいでして・・・
如何に6月は事務所兼ピットに居なったということですね。
私が死のロード中だった間にタイガースは首位陥落、
と、思いきや返り咲きました。
私もゆっくりですが日常を取り戻しつつあります。
現在、作業中のBF2DK2君・・・
ギヤケースに水が入るとのことで、シリコン塗ってあって・・・
自己申告の通り、白濁（泣）
でも、漏れていたのは残念ながらバーチカルシャフトのオイルシールでした。
水に入れずエンジンを長く掛けてしまって
排気熱でオイルシールを焼いたのでしょうか？
現在、バラバラになっています。
このエンジン、燃料も・・・
水を入れていると、壊してしまいますよ。
そして分解にも苦労し、ネジは折れて、折れて・・・
ネジの修正に、月光ドリルに助けていただきました。
「性能を100％生かせぬまま死んでいけ～」
いえ、月光は、100％生かせます。
お次はBF15D君、4～5年前にも来ていただいているとのこと。
確かに、私の作業跡があります。
「内部アノードを交換してくださいとのことで・・・」
陸上保管なので大丈夫と思っていたのですが、
内部アノードはほぼ全部溶けて消えており、
内部は塩の結晶だらけで・・・
「お客様の言う事聞いてよかった」
試運転をしたとき、水の勢いは良かったので
見積もりに入れなかったのですが、
「インペラーも交換してください」
とのことでギヤケースを外そうと・・・
全然外れません。
何とか粘って「外れた・・・いや・・・ああああぁ～」
現在は改良されていてもう、起らないのですが
初期のタイプでウォーターシールが痛むと
海水が突破してきて錆びて
バーチカルシャフトが嚙みつくんです、
クランクシャフトに・・・
Y博士に電話します。
「久しぶりに当たりましたわ」
「溶接しないと取れないかもよ」と脅されて・・
ジオング作業の時にバーチカルシャフトも付いてきました。
このウォーターシールで海水が上がって来ないように
首を絞めて守っているのですが
経年劣化などで摩耗したのでしょうか？
周りには塩とグリスがいっぱいで・・
これはシリンダーブロックが天地さかさまの状態です。
入っているのがバーチカルシャフト、
穴の方がクランクシャフトです。
来てはいけない塩水が・・・
そして何度も、何度も引き抜きを試みますが
抜けず
「Y博士の予言が・・」
昨晩は、「抜けるまで帰りません」と宣言して21：00まで、
そして予言通り、溶接して抜きました。
（ああ、へたですね～溶接はははっ）
今回は抜けて助かりました。
毎日のように修理のご依頼の電話が入ります。
「混雑がマシになったら、電話してください」
とか言われますが、
それなら、たぶん12月とか？
さて、発注＆事務仕事も済ませたし、久ぶりにブログも書いたし
午後からフルパワーで作業です。
もうすぐ梅雨明けです。
1年で一番大好きな季節がもうすぐやってきまぁす～う。