未分類

Honda BF90A2のXからLサイズへの組換え

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

台風さんのおかげで外に出る予定は無いので

契約になった中古BF90A2の整備や、

X→L組換え作業をを粛々とこなしております。

いったんプロペラシャフトを外すので、

ウォーターシールも新品に交換しておきます。

04-1

シャフトの磨耗はほとんど無くて、程度のよさが

確認できます。

先日来店された別のお客様が、売約済値札を見て

「こんな値段で売ってたんですか」と悔しがって?おられました。

また同じような出物があれば、ぜひ声を掛けてほしいと

言って帰られました。

もし出たら一番に電話しますね。

シフトシャフトはXとLで長さが違うので

部品交換します。

新型BF90Dなら、ここは交換無しです。

04-2

BF90Aはシフトシャフトの太さも2種類あるので

よくわかっていないと危険です。

シフトシャフトのシールも当然、新品に交換しておきます。

バーチカルシャフト側のウォーターシールも新品に交換。

04-3

当然、ガスケットやOリングも新品です。

昨年、L→Xに組み替えたとき要らないとお客様に頂いた

Lサイズ新品バーチカルシャフト君、

1年間倉庫で眠っていましたが、やっと戦場へ復帰です。

インペラーも嫁入り前に新品に交換しておきます。

04-4

Xサイズに胴体を延長するためのエクステンションは

不要なので外します。

当社の倉庫で、お付き合いのあるお客様が

必要になるまで眠りに付きます。

04-5

お休みなさい。ZZZZZZZZZZZ~♪

この、スカートを外したら見える変な2つの穴は

バーチカルシャフトが竜巻(スパイラル)効果で

巻き上げた水を外へ排出するための穴です。

04-6

この穴がないと、最悪の場合はギヤケースが抜けなくなります。

上側のシフトシャフトは、このBF90Aの場合はそのまま使えます。

新型BF90Dの場合は、XとLで長さが違います。

04-7

ご注意を!

ウォーターパイプもXとLで長さが違うので

交換します。

04-8

先端のゴムブッシュをこの機会に新品にしておきます。

04-9

ここは一種、消耗品みたいなものです。

ここのリングナットを締めるための特殊工具(SST)です。

めちゃくちゃ高いですが、みんな持っています。

04-10

無いと、分解/組立てできません。

下側のサスペンションのカバーを外すとき、

1本ボルトが折れて、抜くのに1.5時間掛かりました。

BF90Aは設計が古いので、この部分に

ステンレスを使っていたので、固着していたのでした。

04-11

このボルト抜き1本の時間で、2馬力の整備が1台出来ます。

最近のモデルは、違うボルトを使っているので

固着しにくくなっていますので安心です。

サーモスタットも新品に交換しました。

04-12

これで、安心・・・・・ああああああ、なんと・・・

パワートリム&チルトのシール部から

作動油のにじみを発見しました。

04-14

必死で外して、分解修理になりました。

ある意味、納品前の発見でよかったです。

パワートリム&チルトを外して分解するのに

すっごく時間が掛かるんです。

来週は納品に行こうと思っていましたが、

間に合うかな・・・・・・?

 

コメントを残す

*