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社外品キャブレターは無印?品

皆様ご機嫌は如何でしょうか。

本日、「もーにんぐこーひー」を買おうとハンドルをきって、

コンビニに入ろうとしたら・・・

自転車が来たので通り過ぎるのを待っていたのですが、

これまた後ろから来た軽自動車に、

「ピィ----------------♪」

したたかにクラクションを鳴らされ続け私です。

思わず車内で「誰〇〇~〇〇〇ぞ~ボ〇~」と

呪いの言葉を叫んでしまい・・・

「はしたない」です、私・・・(反省)

さて、オーバーヒートするTOHATSU MFS30Bが

帰って行きました。

F1

わからないことなど、トーハツ関西のNさんに

詳しく教えていただいたので、修理が

スムーズに運びました。

Nさん、有難う御座いました。

で、お客様は弊社にお気遣いいただき船外機だけ外して

持って来ていただいたので、スタータースイッチがなくて

エンジンが掛けられず、自作いたしました。

H7

YAMAHAさんとTOHATATSUさんのメインハーネスの

10ピン(8ピン?)カプラーの形状が同じだったので、

両社のマニュアルを見ながら・・・

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うまくいきました。

H9

絶好調です。

H10

温度も規定値範囲でキープしております。

オーナー様、今後も大切に使いたいとのことで、

色々なご質問にもお答えさせていただきました。

内部の防食亜鉛も交換させていただきました。

MFS30B君、がんばってね。

あと、以下は非常に微妙なお話で、私個人の感想です。

気分を害される可能性のある方はスルーしてください。

以前、同業者から

「トーハツ2馬力の修理時になぜか

社外品キャブレターが付いていて非常に困ったことがあった」と

聞いたことがありました。

先日、どうもそれだと思われるものを見る機会がありました。

H1

右がトーハツ2馬力の純正品キャブレター(現行)で

左が???のキャブレターです。

H2

純正品は日本の誇る「KEIHIN」社のロゴがあります。

https://www.keihin-corp.co.jp/company/index.html#video

「KEIHIN」は「MIKINI」と共に、

大変優れたMADE IN JAPANです。

(工場は海外にもあると思いますが)

???は無印です。

H3

純正品はキャブレターに管理Noがありますが、

???はこちらも無印。

H4

内部は全然違うのですが、旧タイプは

ほぼ同じ形で、旧タイプのキャブレターの

コピー品と私は感じました。

(純正品のフロートの色は黒です)

で、私が一番???と感じたのは、

ニードルバルブです。

純正品は先端にゴムがついていて、

きっちりとガソリンをSTOPできるのですが、

???品にはついていません。

エアで遮断テストしたところ、かすかに漏れています。

もし、ここでガソリンが漏れると、オーバーフローして

エンジンがカブッてしまうことになります。

また、フロートが下がったとき、強制的に引き下げる

針金もついていないので、重力で下げるタイプのようです。

このタイプは他でも見かける場合がありますが、

(でも、先端ゴムは付いている)

少しの汚れで下がらなくなる場合も有り、

H5

神経を使います。

トーハツ社(KEIHIN社)製の方が性能がよいのは

明らかですね。

H6

パイロットスクリューにはスプリングが入っていませんでした。

これは、初めからなのか、途中でなくしたのか不明ですが、

初めから入っていないなら、問題だと思います。

この???キャブレターを使うかどうかは自由ですが、

修理を任される者としては、

正直、あまり触りたくないと感じました。

キャブレターはエンジンの重要なパーツの1つです。

私は、純正品をお勧めしま~す。

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