新着情報

BF9.9AMが完了で9.9FMHに掛かりだして5CSがやってきて・・・

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

ワタクシ事で恐縮ですが、先日自家用車君が

オカマを掘られまして、またまた代車生活となっております。

現在、衰運の後半戦を戦っている私でありますが、

この運とか占いというのは、バカに出来ないなと、

あと6ヶ月ぐらいだと思うのですが、

出来れば何事も無くすごしたいものです。

さて、BF9.9AMの部品が入ってきました。

違いがわかりますか?

これだけで揚水能力がグッと下がります。

9-1

冷却水管の刺さる部分のゴムも、10年ぐらい過て

カチカチになっていたら交換しましょう。

9-2

¥167-でしたよ。

9-3

新品のインペラーとパッキンです。

ポンプケースも新品になるので、

この部分はフルオーバーホールに成りました。

このエンジンはシフトシャフトの連結に

微妙なクセ?があります。

9-4

私は慣れてしまったのでなんとも思わなくなりましたが、

過去に、何度やってもうまくいかず仕事を投げ出した人を

見たことあります・・・・

そのときはビックリしましたが。

お次はスターターモーターの再生です。

9-5

これは、業者に任せたほうが良い仕事のひとつです。

船外機屋さんが近くにいなければ、クルマとかバイクとかの

プロショップに頼むのも良いかも知れません。

最近は船外機もクルマもアッセンブリー交換が主流ですかね。

私も、今回はズボッと交換したかったのですが・・・

9-6

新旧部品を組み合わせ、フランケンシュタインのように

よみがえったスターターモーターを最後に塗装します。

9-7

完全復活を遂げました平成11年製のBF9.9AM君。

お尻が茶色く焼けているのは、

今回のオーバーヒートで超高温の排気が

内側からあたっていて塗装が焼けたからです。

それでもまだ使えますHONDA船外機。

耐久性は・・・高いを通り越して・・・バケモノです。

特にシリンダーとかピストンとかのパワーユニットの

強度を、なぜこんなに強くしているのか不思議な

メーカーです。

たぶん、創業時からそうなのですね。

安く付いてよかったですねSさん。

また直ってしまったので、

また新品を売り損ないます(笑)

9-8

次は9.9FMH君の作業もスタートします。

これは、少し時間が掛かりそうで・・・

 9-9

部品は届きました。

9-10

死亡していたサーモスタットの新旧交代をします。

そして、ギヤケースOHの作業は慎重に続きます。

新たに入院された5CS君です。

9-11

1995年製で、一度もインペラー交換をしたことがないと

いうことで・・・

私の頭の中は悪い予感でいっぱいになっています。

オーナー様は、あまり感じておられない雰囲気でお帰りに・・・

「ああああああああっ、やっぱり~」

9-12

20年間蓄積された塩噛みで、ポンプケースのボルトは

びくとも緩みません。(大泣)

これは、あまり良い蓄積ではありません。

適度な間隔でインペラー交換をしないと、

ボルトがこうなって、高くつきます。

 9-13

結局これしか手が無く、やはりインペラーは

死亡していました。

9-13-1

プレートの下に欠損したブレードの1枚が・・・

9-14

こうなっているのは、ブレード(羽根)がちぎれて以降も

何度か乗った証拠みたいなものです。

エンジンが走行中に止まるとのことだったのですが、

冷却水不足でオーバーヒートして停止していたのかも?

9-15

ポンプケースの上にも欠損したブレードが・・・

冷却水の上がる穴に詰まっていて・・・

9-16

プロペラをはずしたら、ナイロン?のラインが

たくさんまきついていました。

インペラーが壊れていたので、サーモスタットも

高熱でやられているかも?

あと、4本のボルトでうまく外れたのは1本だけでした。

今日も、折れたボルトの修正から修理が始まります(泣)

もう、これ以上壊れている部分は出てこないでと

願うばかりです・・・・

コメントを残す

*