皆さん、ご機嫌はいかがですか？
本日は午後から土砂降りの雨だったのですが、
なんと、徒歩で修理のご来客がありました。
駅から30分ほど歩いたとか。
BF2DK2のエンジンが掛からないとかで・・・
燃料に水が入っていたり、
スパークプラグが△だったり・・・
聞けば、大学のボート部だとかで、
私も学生時代のヨットを思い出して、懐かしくなりました。
なにやらヨット部とボート部は似ているからか、
新入部員の取り合いになるとか。
さて、本日もいろいろ
プロペラガード付きのMFS9.8A3が来ています。
一般の方ではありません。
BF9.9AMですが、スターターが時々動かないとかで
分解してみると「うわっ」
えらいことになっています。
スターターASSY交換を薦めましたが予算オーバーとのことで
責任は持たなくて良いのでOHしてくださいと言われ・・・
う～ん、これが限界。
新しい9.9FMHS君が点検で来店。
数年前に中古で買ったので、あちこちよろしくとのことで・・・
お客様の予想が当たりました。
羽根は全部発見されました。
良かった！
サーモスタットも念のため・・・あああああっ
死んでいました・・・
サーモスタットって、少々高いんですが、仕方ないです。
交換ですね・・・
次はご依頼のギヤオイルの交換～んんんん？？
サーモスタットに続いて、いやな予感が・・・
「限りなく灰色に近いグレー」であります。
もう、すっごくイヤな予感しかありません。
圧力テストします。
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ」
体から力が抜けていきます。
オイルシール駄目で～す。
逝ってますわ！
プロペラシャフト側のオイルシールは大丈夫でした。
でも、上を交換せざるを得ないので、
ここも一緒に換えるか、どうするか？
プレートをはずしてみます。
ここですわ、ここ！
仕方ないですね。
1999年式ですから、そういう時期だったのでしょう。
オイルシールなどはゴム製品ですので、
10年ぐらいが限界かな？
バラバラになりました。
ギヤなどは大丈夫でしたよ。
点検に持ってこられたのは、絶妙なタイミングだったのかも
知れませんね。
オーナー様、思ったより大掛かりになりそうです。
正確に精査して、ご連絡させていただきます。