Oリングは何か塗らないと千切れるかも
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか。
京都であった痛ましい事件以降、修理の試運転で使う
ガソリンを買うのが少し面倒になりました。
毎回記入するのが面倒なので、用紙を1枚いただきまして
コピーして車に積んでおくことにしました。
これで少し手間が省けます。
さて3台預かっていますHonda BF30Dの続きです。
まず2台目の試運転までを終了。
3連キャブレターなので、同調を取ります。
EFIの船外機だと修理にパソコン診断機が必要ですが
個人にはほとんど売ってもらえないので、
業者に依頼することになります。
キャブだと誰でも手に入る同調計など有れば
個人での修理が可能です。
どっちもどっちですか?
そのあと3台目の整備に入りました。
BF30Dには2つ目の吸水口がプロペラの真上にあって
両サイドの1つ目にゴミが引っかかっても大丈夫な機構になっていますが・・・
コケでふさがっています。
これなら、付いていてもいなくても同じですね。
掃除しておきます。
サーモスタットはご依頼で交換。
死んではいませんでしたが、定期交換です。
内側に葉っぱやゴミが付いていました。
これがサーモの弁をふさぐとオーバーヒート、
これが弁に挟まって締まらなくなるとオーバークールになるかも。
なので、サーモスタットも定期的に点検や
交換するように説明書に書いています・・・
最適のご検討を。
この3台目は唯一、インペラーやポンプがまともでした。
2013年製で10年経過しているので、インペラーキットを取って
長く使えるようにプレートやカップもリフレッシュしておきます。
3台の内唯一、この船外機はキャブを分解した形跡がありました。
但し・・・オート・バイスターターのOリングを挟んで組んであり
千切れていました・・・(泣)
組む時、Oリングにグリスとか滑るものを塗らずに
「ぶちゅ」っと取付したのでしょうか?
それとも時間が無くて慌ててしまったのでしょうか?
私もうっかりするとやりかねないミスなので、他人事ではないのですが
バイスターターから2次エアを吸うと始動性に関係することも
あるので、放置できません。
みんな洗浄されて綺麗になっていきます。
そして組立、試運転をして、完成しました。
終わった後、お礼も兼ねてきれいに洗って磨きます。
来た時は3台ともこんな感じで~
必死で洗って(なかなか取れない、酸汚れか?)
コンパウンドワックスで磨いて、やっとここまで。
あっと、これ、お代金に入っていませんので
「磨き残しある~」とか怒らないでください。
分解しないと磨けない所もあるんです。
追加料金頂いたら、もう少しきれいにしておきます。
でも、分解するので¥¥¥~(笑)
作業台が詰まっていて
(3台も30馬力いっぺんに来ると思ってなかったので)
私に修理持込をSTOP掛けられていた方、お待たせいたしました。
もうすぐ作業台が空くと思います。
今は、Yamaha F2Aの点検を実施しております。
一発で掛かったので、調子は問題ないのですが
検水口から出る水が止まったり、シャワーのようになって
どうしたら直せるか、考えております。
費用は上がるも下がりもしませんし
私の持ちの問題みたいなことなのですが・・・
成功しますように~
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