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10年経ったスターターモーターは分解整備したいけど、新品に交換したほうが◎なんです。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

暑いですね!

しんどくてブログの更新が遅れがちのワタクシです。

この時期は、修理のあとの海上試運転だけが気持ちいい

今日この頃です。

溜まっていた修理もだいぶすくなくなってきました。

明日のBF225A6やその他BF15Dやソナー等が

終われば、ややこしいのは終わりで、

無事お盆休みが取れそうです。

さて先日、出張修理先急に、スターターモーターの不調で

診てほしいといわれて・・・

確かに調子が悪い。

依頼主に「なぜなぜ」「どこが」といわれて、分解・・・

DSCF0144

「ああ、ここが終わってますわ」

かなり、使い込んだ感じですね。

DSCF0145

ベアリングが片減りしております。

レンタルで10年・・・納得されていました。

エンジンはホンダ製ですから、まだまだ現役です。

こういった消耗箇所を各部ピックアップして交換し、

アーマチュアやブラシ等含めて徹底的にメンテナンス・・・う~ん。

部品の差益より、工賃の割合が多いほうが利益は多くなるので

うれしいのですが、お客様とエンジンの将来まで加味すると

新品にしたほうが、賢い選択のようです。

説明すると納得されました。

DSCF0146

こちらは、一旦修理完成後に納品に行って、

試運転もOKで、帰ろうとして急遽依頼のあった

上記のスターターモーターの分解とかして、

その後、「もう一回試運転をに行って来ますわ」

で、スターターが回らず?(リコイルでエンジンは掛かるが)

再度持ち帰ったBF15D1君です。

私の周りのベテラン修理屋さんたちは、

こういった現象のことを

「ごねる」と言われます。

「ごねたBF15D1」君の原因は、メインハーネスのアース部の

断線しかけでした。

くっついたり、はなれたり・・・

原因がわかったので修理し、

念のため、何度も、何度も、何度も何度も

陸上試運転を繰り返します。

来週、再配達ですわ。

待っててね。

もう一息、頑張るぞ~

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