釣り糸(ライン)の巻き込みに注意!
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか?
先ほど、何年ぶりかで釣り具を扱っている会社の方と
電話でお話をする機会がありました。
現在は落ち着いたようですが、コロナ過の真っただ中の時は本当に寝る間もなく
朝の3:00に起きて夜の22:00までずっと仕事をしていたそうです。
すげーっ。
上には上が居るようです。
さて、点検でお預かりしていましたBF2DHくん、
点検/修理が台数が多くなり、一時的にナイロンパッキンを切らせたため
ギヤオイルの交換を後回しにしていたのですが、
部品が届いたので交換をしようとしたところ・・
「うわっっっっっっ~」
これ、絶対アカンやつです・・・(泣)
で、プロペラシャフトを外してみると
根元からシャーピンまで思いっきり巻いています、
しかもPEラインを・・・
必死で外しますが、見えてきたのは、
ギヤケースの内部のオイルを外に漏らさないように入っている
「オイルシール」の中まで入り込んだ、
PEラインでした。
「こりゃ、ぶっつぶれるわ~」
巻いていた量からして、おそらくご自身か同乗者のもの?
本当にそうなら、自爆ですね。
どうせ分解してオイルシール抜き替えるからと分解しました。
まだ、入った海水には侵されず、ギヤはやベアリングに
錆は見られませんでした。
不幸中の幸いです。
沖で釣り糸(ライン)を船外機に巻いたと思ったら
可能であればエンジンを停止して確認したり、
海上での作業に自信が無いなら、陸に戻ってすぐ
プロペラを外してラインの巻き込みを確認してください。
(沖でプロペラを外して海に落とすどすると最悪なので
自信のない方は陸上に帰ってから実施しましょう)
ずっと気が付かず、中のギヤが錆びたら、突然ギヤが噛みこんで動かなくなったり
そうなると修理費用も高く付きますよ。
ご注意を!!
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