連休の前とGOTOと後と・・・
皆様、ご機嫌は如何でしょうか。
連休に今年最初の旅行をしてきました。
近くなのに、行ったことなかったこのお寺。
GOTOじゃないと、なかなか泊まれない立派なお宿、
お食事もおいしゅうございました。
さて、連休前には・・・
取り付けたULTREXとHUMMINBIRDのテストで琵琶湖へ。
私が付けたものは全部、大丈夫だったのですが
燃料メーターが×で延長戦に・・・
雨が降ったらカバーをかけてクルマに逃げ込み、
やんだら修理を夕方まで繰り返しました。
タンク内部のセンサーのS字状の白い配線の導通が悪いのを
突き留めました。
ハンダを使って配線を交換します。
火気厳禁です。
とりあえずは、直りました。
普通はしません、ここまで・・・
ULTREXとHUMMINBRDの「倍返し」で「恩返しだ~」です。
1年半ぐらい前に点検をさせていただいたBF90DK4で、
その時に依頼をいただいたお店から、
「後進に入らなくなったらしい、エンジン側がおかしいと言われている」と
連絡がありました。(その後お客様に販売されていました。)
「(私が点検した後は)だれも触っていないよ」と、
私またはBF90DK4が悪い?と言いたい?のが伝わってきます。
後日、見に行くと、その時は無かった2ステーションに改造されていて、
前と後のリモコンのクラッチケーブル調整が甘いのが原因でした。
私、何か失敗したのかと数日間ドキドキして損しました。
Yamaha F60Cの点検のご依頼をいただきました。
ここの防蝕亜鉛を換えない方は、自分で自分の首を
締めているのと同じです。
ここもメーカーの指示通りの期間で交換しましょう。
今回のお客様は乗る回数が減って、内部アノードの減りが
少なかったです。
サーモスタットも故障する前に交換してください。
たまにはステアリングロッドも分解して
グリスアップしてあげてください。
今回、交換した消耗部品類です。
ギヤオイルや燃料フィルターの点検掃除、各部のグリスアップなども
実施いたしました。
その間、お客様は船底の掃除と塗装をされていました。
美味しいお昼ご飯までご馳走になって有難うございました。
そうそう、以下のBF2DK2は2週間ほどかかってしまいました。
ベアリングが錆びていたやつですが、
完全に組んだ後、試運転したらタペット音が大きくて
そのままでも壊れることは無いでしょうが
一晩考えて、もう一度分解して
タペット調整しました。
夢にまで出てきたタペット音はきれいに消えて
自分の耳に感謝します。
当然、私の得意の「工賃赤字」です。
勝手に再調整しているので、追加もらえないですしね。
でも、気持ちがいいので・・・
仕事は楽しんでやるものです。(言い訳)
もう一つ、違う2馬力ですが、釣り糸を大量に
巻き込んでいました。
シャーピンも折れていました。
気を付けてください。
通称、「角(カク)の15」!
Honda BF15AMSJがやってきました。
2年ほど前、バルブの修理をさせていただいた15君です。
事前の電話で「エンジンの中からカラカラ音が・・」と言われて、
「バルブが落ちたのでは」と答えたら
「2年前にそちらでバルブの修理を・・・」と言われて
私、なんかミスしてバルブが・・・と心配で心配で
眠れず酒量が増えて(言い訳)
22年前のエンジンですから当然、部品の供給終了が多くなってきています。
持って来られて、カラカラ音の出ているのはリコイルスターターだとわかったのですが、
飛び出す爪もゼンマイも、もう部品は手に入りません。
高耐久/長寿命の為、楽々と部品供給義務の10年を超えて
倍以上の22年経っても現役、なんてことがHondaでは、
日々あるあるです。
10年ぐらいで壊れたら、もっと売れるのですが・・・
分解観察原因追及の日々が過ぎて、原因がわからない悶々とした日々が・・・
「あれ、なんか不自然な・・・」
上の部品に隠れていました。
破断面には見えず、見落としていたようです。
こちらはちょうど今展示している、委託販売機の同じ個所です。
ここの突起が折れているようです。
調べたら奇跡的に部品もまだ、在庫がありました。
「助かった~」
来週は回航の話が入っています。
良い天気であることを祈ります。
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