超電子スロットルのHonda BF175/200/225/250DBW発売開始!
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
先日、本田技研工業㈱マリン部さん主催の会議&試乗会の
末席に参加させていただきました。
日本が誇る新幹線は、移動中に本がたくさん読めるので大好きです。
ダイエットを一旦中止し、期間中は暴飲暴食モードに突入。
帰ってきたらやっぱりリバウンド。
この、神奈川の販売店さんがベタ押イチ押しだった、
崎陽軒が一般庶民の私には一番おいしゅうございました。
(ゴチになりました。)
真剣な会議は進み、今後の方針が示されます。
日本の企業としては売上高がTOYOTAさんに次ぐ2位のHondaさん。
たくさんのご提案や施策を標されまして、ミーティングが終了します。
しかし全国北から南から来られる特約店の社長様たちは、お強い!
さすがでございます。
次の日もケロッとされています。
(私は・・・ぐったり)
バスで湘南サニーサイドマリーナさんに到着し(お世話になりました)
新型の超電子リモコンの装備されたBF250D(DBW)2機掛けの
ロバロ30ftに試乗させていただきます。
「うぉー重戦級~」
外洋も荒天もへっちゃらで走りそうですね。
ドッシリとしていて乗っていて安心です。
これでカジキとかライトタックルも、最高にかっこいいでしょうね。
Y原さんの運転で沖に向かって試乗します。
さすがプロの運転は一味違う!
このロバロにはGARMINが付いていて、NMEAで接続されていて
エンジン情報を表示していました。
左にはHondaオリジナルのマルチメーターもセット。
2機掛けなので、2本のレバーが付いていますが
シフトを入れた後、スイッチで左右のエンジンをシンクロさせると
左側のレバーだけで両方同時運転が出来ます。
昔、先輩に怒られないように左右のタコメーターをガン見しながら
左右のレバーを微妙に調整していましたが、
今後、そんなことはエンジンが勝手にやってくれます。
エンジンの始動も、最近のクルマと同じで
ボタンになりました。
しかも、左のボタンを押すと、2機掛けでも
4機掛けでも、左から順番に自動でエンジンを始動してくれます。
キー(鍵)スイッチは乗り逃げ防止ぐらいの意味で
付いているのでしょう。
次は佐島マリーナさんからお手伝いのスタッフの方と一緒に
フランスの有名なボートビルダーの
ベネトウ社のアンタレスというクルージングタイプのボートが来ていまして
試乗させていただきました。(有難うございます)
ドライバーさんの、いかにも海のベテランという渋い雰囲気は
「おやっ?」と思ったのですが、装着されていた胴衣のロゴが
「NISSAN MARINE」だったのを見つけて納得!
今度は名古屋や四国の社長さん達と試乗させていただいたのですが、
それらベテランさんたちが同時に「このフネええわぁ~」
散散いろんなボートに乗ってきたおっさん達、いや失礼、
つわもの達が言うのだから、これ以上は間違いない。
「ええフネやぁ~」
女性や子供も安心のキャビン付です。
パーティーテーブルも付いています。
中も広く、うまく作られていて、走りも良い!
しかも値段を聞いたとき、船体だけだと思ったのですが、
「いや船外機込みの値段です」と言われて
同乗者みんな「オオ~安い~」の合唱。
しかもマリーナで目立つこと間違いなし。
油圧操舵機も見たこと無いものがついていて
MADE IN FRANCEとありました。
BF250DBWとの相性も最高です。
琵琶湖に浮かべて、船上パーティーしながら
花火大会を見る、そんな使い方が最高のボートでした。
そのアンタレスには、フラッシュマウントタイプの
超電子リモコンが付いていました。
操作は非常にスムーズで軽く、動かしただけエンジンが
素直に、時には力強く瞬時に的確に反応します。
ところが、その渋いドライバーさんが言うには
先に試乗した方の中には「軽すぎる」という方が居たそうです。
(↑渋いドライバーさんの腕と超電子スロットル)
誰ですか、そんな私みたいな旧石器人みたいなことを言う人は。
素直なメーカーの開発の人が本気にして夢で毎晩うなされ
「もっと重くします」なんて事になったらどうするんですか!?
今後の超電子スロットルレバーの正常進化の方向は
こうあるべきです。
大体、左右のスラスターがジョイスティックなのに
前後スロットルが旧態依然なのは、私達旧石器人に合わせて
「急に形を変えてバカが事故ったら大変だ」との親心で
各マリンメーカーの天才開発者が形状を据え置きしていただいて
いると想像します。
たぶん、M社さんあたりが新しいスロットルを発表したら
みんな、動き出すかな?
最近は遊びの性格からか、バスやPWCのほうが流行に敏感で
新しいマリンを切り開いていきます。
バスボートのフットスロットルは、皆さん食わず嫌いですね。
船外機のコントロールやモニタリングが電子になったなので
これから一気にマリンの電子化が進むでしょう。
特に航海機器との相性は抜群です。
これも、クルマがお手本になるかもしれません。
Honda INTERNAVIは目的地をセットすると
「目的地の到着予想時刻の天候は晴れです」とか言います。
こんなのは序の口で、音声案内が当たり前になって
暗礁や本船など危険を音声で知らせてくれて、
それでもまだ危険なら、自動でスロットルをスローに
してくれるようになります。
(たぶん?)
最もよい燃費でオートクルーズしてくれるようになります。
そのうち船外機ナイトライダーのように
「♪ピロロン~ご主人さま、もう150時間もオイル交換していません、
そろそろお願いします」とか
「ご主人さま、いい加減にインペラー交換しないと出航禁止にします」
と、エンジンが掛からなくなったり・・・(笑)
このマルチメーターに虹のように示されたグリーンは
現在、Honda船外機がエコモードで走行していることを
示しています。(ecoMOモード、希薄燃焼(リーンバーン)など)
ハイブリットカーのようにできるだけグリーンが
表示されるように運転するだけで、かなりガソリンが節約できます。
耐久性と燃費は妥協しないHondaさんらしい装備ですね。
最後は、カロライナスキフ&BF135AK2に載せていただきました。
オープンタイプが大好きな私には、うれしい最後のご褒美です。
正確な間隔でエンジンオイル交換されているのでしょう。
非常に綺麗な回転で回っていて耳の保養になりましたよ。
さあ、会議と試乗会で頭と心の充電が出来ました。
この梅雨が終わったら、今年の夏がやってきます。
大好きな夏が、もうすぐです。
今年も忙しくなりそうです・・・・・。
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