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私、ニュージャパンマリンNSB335を運転する。

皆様ご機嫌はいかがでしょうか?

ニュースによると2022年度上半期新車販売台数で

ホンダのN-BOXが1位になったそうです。

私の周りでも数人乗っている方はおられ、

たまに同乗させていただくと、確かに、よくできていると感心します。

ほかにも感心するのは、販売店の数の比較

大まかな数値ですがホンダカーズさんの店舗数が

全国に約2000店舗と言われています。

恐縮ながら例えとしては、トヨタさんの店舗が同じく5000店舗らしいです。

2位がヤリス、3位がカローラとのことですので

購入が2つに割れてしまったのかな?

としても4割しかない店舗数で首位を取るのは、すごいと思ってます。

しかし、頑張れFIT!

話は変わって、先日なんと、ニュージャパンマリン(株)さんの

本社を訪問し、あのNSB335に試乗することができました。

きっかけは搭載しているBF250Dの無償修理作業で

訪問したからで・・・

無償修理でホースを交換した後、確認をどうするかと

思っていたら、社長様直々に

「一緒に乗りますか」と・・!!!

「えっ、いいんですかっ!」

すぐに空に浮かぶNSB335、ワクワクします。

ニュージャパンマリン(株)さんは三重県伊勢市にある

大きな造船会社でヤマハ発動機さんやトヨタマリンさんの

ボートの製造も受注されていたり、

日産マリーンさんがやめた後、旧日産マリーン大分工場を傘下に収めて

オリジナルボートを製造したりされています。

艇種は内緒ですが、このようなお国の依頼での政府援助事業の

ケニヤへ行くボートも製造されていましたよ。

試運転の時間は丁度引き潮の時間で

沖に出るまで浅瀬が有るからと、社長様自ら操船していただきます。

(これは、私の操船を心配されている可能性もありますが

部外者の私が運転中に浅瀬でボートを傷付けると責任問題になるので、

それを避けるという海の暗黙ルールという意味もあります)

さて湾を出まして、運転手を私に換えて発進します。

Honda BF250Dの2基掛けの合わせて500馬力のパワーは

ボートの素性が良い為か、34ftのボートとは思えないほど

軽く、スムーズに立ち上がります。

あっと言う間にクルージングスピードに達します。

この間、1階のキャビンの中はエアコンがガンガンに運転されていて

当日は最高気温が36℃でしたが、冷やっこい中で

クルージングが可能でしたよ。

このNSB335の特徴の一つ、セミフライブリッジは

丁度よい高さになっていて、オープンエアで最高の運転席です。

(※1階にも操縦席あります、雨天時はそちらがお勧め)

セミフライブリッジには大きなフロントスクリーン(フロントガラス)が

付いていて、これは長時間の風をうけることによる疲労を

大幅に軽減してくれます。

(寒い日もそうですが、暑い日でも風を受け続けると非常に疲れます)

但し私は、直接海面を見て流れ物を見る癖が付いているので

立ち上がって運転をしていました。

前方海面も大変見やすく、周囲の見張りしやすかったです。

特別に設計されたハルのセカンドチャイン形状は

リフトレーキの役目を果たすのか立ち上がり時間が短いとともに

波あたりが大変ソフトで効果抜群、乗り心地も良かったですし

停船時は横揺れが少ないのも驚きでした。

それぞれのエンジンの前に1つずつマロールさんの

32径タイプの油圧操舵機が合計2つ付いていたのですが、

その為旋回時に少しハンドルの回転数が多い気がしましたが、

これは1号艇でいろいろテストしたのだと思いますので、

実際は36径タイプのシリンダーが1つ+タイバーで

充分だと思いました。

途中で無償修理の確認テストだというのを完全に忘れてしまって

走りを堪能させていただきました。

「ああ、このまま伊勢湾から浜名湖までクルージング出来たらいいのに」

そういえば伊勢湾の沖に出るのは、高校生の時に

海洋センター主催の伊勢湾ヨットレースに出た時以来ですわ。

懐かしく思い出してしまいました。

また社長様に運転を代わっていただき、帰路につきました。

マリーナ桟橋前で運転交代を願い出て、せっかくの

2基掛けの、2レバー着岸も堪能させていただきました。

エンジンの間隔が開けてあるので、片方前進、片方後進による

2レバー着岸も、し易く、昔運転したバートラム28の

着岸を思い出しましたよ。

なお、オプションでスラスターも付けられるそうですので

着岸に自信のない人は、工場でセットしてもらいましょう。

着岸後、カバンを取りに1階のキャビンに入ったら

エアコンよく効いていて、出るのがイヤになりました。

女性や子供さんも大変乗っていただきやすいと感じた

ボートでした。

バリバリ造船中とのことですので、近く皆さまも

あちこちで見かけることになるでしょう。

えっ、興味が湧いて来た?

ホームページは、ここです。

NEW JAPAN MARINE | ニュージャパンマリン(株) (njm-sy.co.jp)

https://www.njm-sy.co.jp/?lang=ja

私、の、試乗記でした~。

 

 

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