未分類

祭りのあとと、BF135A4とBF9.9AMと、F2Aの整備

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

先週、役員をさせていただいています自治会のお祭りが

無事に終了し、ほっとしています私です。

DSCF8195

警察に道路使用許可を申請に行ったり、

お弁当など食事の手配やその他細かなことまで

色々ありまして、駆け回っていたのですが

事故も怪我も無く終わりましたことが何よりです。

「祭りのあとの淋しさか~♪」

いやいや、秋はこれから、釣り釣り!

さて、最近の修理のお仕事ですが・・・

i1

常連Sさまの2008年式BF135A4の定期点検です。

毎年必ず点検のご依頼を頂いていまして、

10年間大きなトラブルは無し。

というか、トラブルが起こる前に

トラブルのタネを発見できるので、

高額修理はずっと回避できております。

今回も・・・「あれっ」

i2

チルトのサブシリンダーのオイルシールより、

オイルのにじみが発見されました。

このボート、「Lトランサム」なので

係留保管ではシリンダーまで漬かってしまうんです・・・

オーナー様より、すぐに追加修理の指示がありました。

部品が届き次第、実施の予定です。

i3

グリスニップルが痛んでいたので、交換しておきます。

ここの「スイベルシャフト」は船外機操舵の要ですので

定期的なグリスアップをしないと命取り、

固着して「首を振れない船外機」になってしまいます。

お次は1999年式のBF9.9Aの修理です。

i4

チルトアップすると、次に降ろすときにロックが

解除できないということです。

i5

「たぶん、勢い良く降ろしすぎてスプリングが外れて

飛んで行ったのでは」と予測しましたがハズレ、

スプリングは全部あります。

どうも、シャフトの穴が電気腐食で細くなって

動きが悪いのが原因のようです。

ここの修理、時間が掛かるので大変です。

スプリングやピンを順番に外して分解します。

i6

やっと原因の細くなった穴にたどり着き、

ドリルで穴を元通りに広げます。

組立ては逆の順序で完了し、スムーズに動くようになりました。

最後はエンジンオイルを交換し、試運転します。

i7

普段は係留保管なのですが、検水口に塩が詰まっていたので、

ホースを順に外して掃除いたしました。

このエンジンは19年前のものですが、

昔に下取りしたあと、バルブ、ピストンリング、

クランクシャフトのメタルなどをOHして再販したものなので

今でも非常に調子よく動いてくれています。

できれば毎回、真水洗いかクールダウンしてもらえれば

完璧ではあるのですが・・・

次はすでに引渡の終わったF2Aです。

i8

エンジンを保管するときは、キャブレターから燃料を

抜くようにオーナーさまにお願いしておきました。

i10

アンダーカウルに小判の形状をしたゴムキャップがあるので

外すとキャブレターのフロートチャンバーのドレンが見えます。

i11

この、見えている真鍮のボルトを1~3回すと、

燃料を排出できます。

この作業だけで、「医者要らず」みたいなものです。

さて、台風の影響で釣りに行けてなかった方々が

ここ最近の秋晴れで、ごそごそ出動されている様子です。

大阪湾では「イワシが湧いているよ」なんてご連絡もありました。

青物やイカが良くなれば良いのですが・・・

私も11月は出動の予定です。

釣り日和の秋晴れが続きますように!!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。