社外品で白濁
皆様、ご機嫌はいかがですか。
私は夏風邪をひいたのか、ここ1週間ほど薬で微熱と咳をごまかす毎日です。
咳が曲者で、薬が切れると夜中でも「ゴホゴホ」になるので
寝不足にならないように注意している毎日です。
早く直らないかなぁ。
先週は微熱を押して、Honda BF90DK5の整備に行ってきました。
体調不良に気温の高さが追い打ちをかけて体力を奪っていきます。
エンジンオイル交換から始めます。
オイルフィルターも交換します。
今回はエンジン換装/進水後から初めて、艇体側の燃料フィルターも
交換しました。
他にもソナー魚群探知機の修理も実施し、少しふらふらしながら
帰路につきました。
別件の日、これも先週にHonda BF2DHが修理でやって来ました。
「ギヤオイルが白濁する」と言う事で・・・
原因は、多分これ「社外品のアルミプロペラ」です。
回すと音が鳴ります。
ゆするとガタガタで、なんと左右に動くんです!!!
BF2DHのプロペラシャフトの直径を計測すると、10,42mm(約1cm)です。
プロペラのシャフトの入る穴の内径を計ると13,81mm、えっ・・・
少し回して違う角度で測ると、12.10mmですわ。
どうなってるんじゃ、このプロペラ???
元々は多分、11mmぐらいの内径だったものが
削れたのでしょうか?
純正品では、こんなにガバガバになったの見たことありません。
(純正品は、ブレードはプラスチックですが内側は金属です。)
それとも、もともと12mmのシャフト用(Tohatsuなどは12mm)の
プロペラ用を使っていた?
たぶんプロペラが真円回転せず、楕円回転をするのでオイルシールの
リップが左右上下に引っ張られて隙間ができたか、
リップが傷つき海水が入ったのでしょう。
オイルシールの打ち替え工事です。
おかげで、修理代が高くつきました。
お客様「音がゴロゴロする」と言うので
水が入って違和感の出ていたギヤケースのベアリングも
交換しました。
お客様取りに来て、「ゴロゴロ言わなくなっている~直ったー」と
お喜びでした。
壊れたプロペラは絶対に使わないようにと、はずして渡しましたが、
ちゃんと純正のプロペラをセットしたかな?
社外品を使うなとは言いませんが、
その部品の工作精度や材質の強度など、気を使って使用してください。
私は船外機については、絶対に純正品以外は使いません。
日本の誇る船外機メーカーの工作精度は最高の信頼に値します。
なので社外品使いません。
(注意:純正品と同じ工場で作られるOEM品は、使います)
皆様、宜しくお願いしま~す。
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