倒してしまって出血大サービス!?とBF130AXの続き
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?r
先日、新品Honda BF2DHをお持ち帰りになられた
ばかりのお客様より電話が・・・
「いまから持っていっていいですか?」
どうしたのかお聞きしたら、家でいきなり
したたかに倒してしまったとのことで・・・
うわ~お気の毒です。
アンダーケースを替えるしかないです。
新品なので、分解はスラスラリ~とテンポ良く進み・・・
約50分後、完了です。
これ、使いっぱなしノーメンテで10年選手だったら
3~4倍の時間が掛かることもあります。
弊社で買っていただいたところなので、
先日の1回目で水没機と同様に
出血大サービスしておきましたよ。
「そんなこと、いいの?」と言われましたが、
では、「またお友達を紹介してくださ~い。」(笑)
さて、同時進行でBF130AXの整備が進みます。
ギヤケース水入りで、中のベアリングが錆びていたのですが、
20年前のエンジンなので
このベアリング販売終了になっていました。(泣)
で、とある方に情報をいただき(ありがとうございます。)
同じものを何とか入手。
動いてはいますが、錆びたものを再使用して
バラバラになったら、目も当てられません。
これも20年前のエンジンなので
「最後の1本だった前期型のバーチカルシャフト」の
シム厚の計算中です。
このべべギヤのリヤ側のラジアルボールベアリングは
錆びて、びくとも動かないので、これも
交換します。
このベアリングは前期-後期共通なので、
メーカー在庫はたくさんありました。
BF130A独特の「オイルクーラー」内部の
アノードを交換します。
こちらは先日修理完了したM4Cのアノード交換。
亜鉛の接触部の塗装や汚れは、きれいにして
「地」を出しておくと効きが良いです。
なのでBF130AXのギヤケースアノードも、
接触面が汚れたり電食してたら
地が出るまで磨いてから取り付けます。
外すときに多少、分解気味になりましたが、ボロボロに
なったバーチカルシャフトのブッシングを
新品に交換しました。
どんどん完成に近づいてきましたBF130AX。
来週は船外機の出張セットがあるので、それまでには
完成させたいで~す。
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