保証書と良い意味と取付させてほしかった~
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
今週も船外機の換装で2日ほど出張していました。
「日本で一番売れた」プレジャーボートの
2ストから4ストへの換装のお仕事をマリーナ様より
ご依頼いただき・・・このご時世に本当にありがたいことです。
(マリーナ様のご依頼なので、写真はこのカットだけ)
船外機だけではなく、この機会に古くなっていた
ステアリング関係、リモコン操作関係も少しリフレッシュさせることになって・・・
最後のテストランの時は操作全般、新艇のように軽やかになって
本当に良い意味で乗っててすごく楽しかったです。
海は最高!!
お付き合いのある中で最長期間のBF150A4乗りの常連様より
油圧操舵機のボルトの注文がありました。
なんかいろいろあったようで、取り付けた方のことを
悪い意味で説明されていました。
この操舵機、いろいろあって私が取付できなかったんです。
取付させてほしかった~
昨日も同じようなお話が合って、BF50DK4のオーナー様より
お盆休み前に油圧操舵機のご注文があって販売したのですが、
保管場所の方より「せめて取付はこちらでさせてほしい」と
言われたとのことで、急遽販売だけになったのですが
昨日急に興奮した声で電話があったのでどうしたのかと思ったら
数回の使用で、ハンドルを切ると耐圧ホースが壁に当たって折れ曲がって
耐圧ホースに折れ目が出来てしまっているが、大丈夫でしょうかとのことでした。
大丈夫とは言えないので、きちんと対応してもらってくださいと
伝えましたが、「取り付けた時はそんなこと起こってなかった」と
取り合ってもらえないとか?
取付させてほしかった~
さてさて、夏場は換装が多いので保証書を書くことが多いのですが、
この保証書を書かない人、もらわない人がたまに居ると聞きます。
保証書は製造者と使用者が結ぶ契約で、製造上の問題があったとき、
使用者を保護するためのものです。
発行は販売者がするケースが多いのですが・・・
保証書を発行しないということは、
販売者が使用者の「保護を受ける権利」を破棄している?
あと、保証書を発行されていない船外機に限って
何故か事が起きたりするんですよね~
縁起が悪いのか?
縁起の件もあるので(笑)私は絶対に発行します。
お客様は購入したら、必ず保証書を確認し、
もし無いなら(出さないのは2流ですが)
メーカーに直接言って発行してもらってください。
そうそう、昨晩はプチ残業をして、これも常連様のBF2D6の
ギヤケースを修理しておりました。
悪い意味でいろいろあった後、
良い意味でいろいろ重なって
本日、オーナーに電話したら
「そんなんで直ったんですか?」と
良い意味で驚いていただきました。
来られた時に説明すると答えましたが、
墓場まで、オーナーと私の内緒の話です。
さあ、台風の季節になりました。
台風は秋を連れてくるので嫌いです。
ボートが危険にさらされるので嫌いです。
マリーナに保管されているプレジャーボートは
もし自然災害は免責のケースがあったとしても、
通常なら大丈夫なケースが多いでしょうが、
ご自身で係留されている方は、必ず台風が来る充分前に
重量物を降ろしたり、テントやスパンカー帆を外したり、
緩衝材(フェンダー)を増やしたり、
増しモヤイやバックアンカーをWにしたり
充分な「ボートを守るための対策」をお願いします。
台風が来てからでは何もできません。
また、来ている途中は近くに行かない方が良いケースが多いです。
私も新人の頃、自分が販売したボートが心配で
暴風雨の中、オイルスキンを着て見に行ったことがありますが
白波を浴びながらテトラ岸壁の前で木の葉のように
「高速ローリング」を繰り返すTSC-23EXを見た時には
「私にできる事は何もない」と悟ったものです。
今回は文章が多くて、愚痴も多くなりました。
すいません。
明日は、7月に亡くなった近しい人の49日で
お寺に行ってきます。
般若心経を唱えて、愚痴らない広い心を
目指したいと思います。
無理やろなぁ~
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