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係留なら、なおさらアノードを交換しよう。

皆様ご機嫌はいかがでしょうか。

横浜国際ボートショー以降、本格シーズンインして

てんやわんやしています。

明日は・・・

超電子スロットルのHonda BF250D-XDJ-CO取付開始です。

GWに間に合わすぞー

明後日、明々後日は新西宮ヨットハーバーで実施される

関西ボートショーにお手伝いに行ってます。

https://kansai-boatshow.jp/

お暇な方は(失礼!)遊びに来てください。

今週初めは、「GWまでに間に合うなら買います」とのことで、

「死んでも間に合わせます」で

BF15DK2  SHSJをご契約いただきました。

在庫あってよかった、有難う本田技研さん大好き♡

そう、GW連休前は、毎年地獄です。

先日なんとかお引渡しできた、修理も点検も、

パンク寸前でした。

そうそう、MFS6CSですが、思ったより振動が少ないので

感心しました。

で、これまた出張修理は、BF225AK1の修理&点検。

オーナー様中古で(船体ごと)買ってすぐですが、

少し心配なので、お得意様のマリーナさんを通じて

ご依頼頂きました。

グリスアップしたら、海水がポタポタ染み出しました。

あまりグリスアップされていなかったのでしょうか?

インペラー交換をしようとギヤケースのボルトを外したら

何も塗っていない???

まさか、初めてのインペラー交換?

細かなところまで確認していくので、

外観が何かわからないところまでバラしていきます。

オーナーさんが見ていたらびっくりするやろうな~

少し見難い画ですいません、ウォーターパイプの上側の

ゴムのグロメットを交換しておきます。

実は少々、オーバーヒートの回数が多く履歴にありました。

当然インペラーはキットで交換。

私はクルマのタイヤ交換をするとき、バランス取りは当然ですが

バルブもチェックや交換してもらう方が好きです。

インペラー単体交換ではなくキットで交換するのは

そんな、感じです。

タイミングベルトも発電ベルトも交換。

いつまでたっても、このタイミングベルトの交換は

すごい緊張してしまうのです。

何度も何度も何度も何度もチェックします。

低速域と高速域でインテークマニホールドの長さを換えて

トルクを太くしたり、高回転の伸びを良くする

可変長管バルブが塩で固着していました。

必死で分解して、修理しましたよ。

サーモスタットが開きっぱなし・・・死んでました。

前のオーナーさま、定期交換していなかったのかも知れませんね。

内部の点検や防蝕亜鉛の交換の為、排気管を外しました。

冷却水路に塩の塊が有ったので、掃除します。

シリンダーブロックを電気腐食から守っている

防蝕亜鉛は・・・「うわっ」

すでに完全に身代わりを全うして亜鉛ではなくなって、

塩か金属かわからなくなっていました。

もうこれでは「防蝕」できません!!

多分一度も交換しなかったのでしょう。

係留ならなおさら、アノードの交換は大切です。

私はインペラー交換より大切と思っていますし、

エンジンオイルの交換と同等の重要性を感じています。

排気管やシリンダーヘッドを身を削って守ってくれている

防蝕亜鉛も、とろーり溶けていましたよ。

ギリギリのタイミング?でご依頼いただいて、

現オーナー様に感謝です。

バルブタペット(バルブ隙間)のチェックと調整も行います。

意外と隙間、詰まってなかったです。

オイル交換だけは頻繁に実施されていたのでしょうか。

とかなんとか作業していたら「このボートの持ち主です」と

オーナー様登場。

スポーツドリンクとコーヒーを差し入れしていただきました。

有難う御座います。

細いPGMコードは紫外線から守るため、コルゲートチューブで

保護したり、プラスチックにもハーネステープを巻いて保護します。

お任せパターンならではの作業です。

トリムメーターのセンサーが壊れていたので

交換しました。

無事にトリムメーターが復帰しました。

トリムシリンダーのサブピストンからオイル漏れしていたので

修理しました。

ここのキャップが緩んだ瞬間の解放感と言ったらありません。

毎回、えくすたしいを感じてしまいます。

係留艇なら、緩めるだけで1時間ほどかかる場合もあったり

もう、大変なのです。

で、私、この後チェックミスを1つしていた様で

オーナー様にご心配をかけてしまいました。

申し訳ありませんでした。

最後に、GWこそは釣りに行きたいと燃えている私です。

もう・・・全然行ってないので~す・・・・

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