梅雨入りと今週の修理
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
今年は梅雨入り前に出張仕事をうまくこなすことができて
助かっている私です。
まず今週仕上げた業務使用の船外機です。
首から下を完全に組み替えたので、時間がかかりましたよ。
あとユーザー様の修理依頼の、
BF2DH君(昨年買ってもらったやつ)
MFS2B(数回目のご来店)
MFS2B(初めてのご来店)
を、お預かりして修理しました。
まずBF2DHは、エンジンが掛からないということで・・
「長期間使わないときは燃料を抜くように
説明したはずなんやけどなぁ?」
その前に、入っているガソリンが1年前の物とのこと。
使わないようにアドバイスしました。
リコイルも壊れていたので、テスト用のを使って
試運転、治りました。
次は「スロットルを開けるとエンジンが止まる」
というMFS2B君、これもガソリンを抜いていなかった
のが原因でしょうか。
1回目のクリーニングでは完調にならず、2回クリーニングして、
なんとか治りました。
前回もキャブの修理している感じです。
次もやったら、もう分解修理では無理かも?
キャブレターASSY交換になるかもです。
次はメーカーからのご紹介?でご来店のMFS2B君。
シフトレバーが1mmも動きません。
年間に数台ペースで修理し続けてきましたので
時間は結構かかりますが、固着したシフトレバーを
うまく外せるようになってきました。
なんでも回数を重ねて修行ですね。
インペラー交換のご依頼もあったので分解しますが
ボルトが塩害で2本固着していて、折れるかなと
ビクビクしながら緩めました。
ここのボルト、材質(メッキも)改良されてから
折れることは、ほとんどなくなりましたね。
最近のトーハツさんの進化はすごい。
新型の90馬力、早く実物を見てみたいですね。
とかなんとか言ってたら、ライン巻いてますっ!
ピンクはオイルシールの内側まで侵入・・・(泣)
緑のPEラインはペラを溶かして接着剤の代わりになってました。
「ギヤオイル白濁してたら、さらに修理代があぁぁぁ」
緊張しながらテストを・・・
奇跡です、漏れてませんでした。
PEをゆっくり引き抜いたのが良かったのか?
シフトレバー交換の為に斬首していたので
そのままエンジンオイルを抜きました。
これって、意外と楽かも?
シフトレバーの軸には、2度と固着しないように
グリスDを塗った後、ウレアグリスを塗る2段戦法にしました。
穴も少し広げておきましたよ。
2馬力のシフトシャフトつなぎながらウォーターパイプと
バーチカルシャフト繋ぐの、いつも時間かかります。
たぶんBF225Aのギヤケースつなぐ方が、時間がかかりません。
でも、首のない状態の時は、上から攻めることができて楽です。
シフトだけつないで、ウォーターパイプは上から刺す。
ああ、いつもこれならなんと楽なのでしょうか。
でもインペラー交換のたびに首ちょんぱしてたら、
お客様に「なんでこんなに高いねん」と
怒られるので、無理ですね。
時間かかるし~
さて、県をまたぐ移動が解禁となりました。
今年はまだ1回も釣りに行けてないので
そろそろウズウズしてきましたよ。
バスもいいかも~
どうしよう、どうしよう・・・・・・
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