事前準備と1月キャンペーンの90馬力の取付完了
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
私が船外機をセットする場合は、自分の作業ピットより
海の近くのマリーナさんやお得意様の作業ピットや
オーナーが保管されている漁港のスロープなんかの
出張作業になる場合が多いです。
なので、忘れ物をすると、1日が台無しになったりするので
準備は真剣勝負になります。
また、自分のピットなら「終わるまで残業」なんて可能ですが、
おおむね夏以外の出張は9:00~17:00が多いので、
どれだけ手間を簡略させるかも試行錯誤が続きます。
次の写真は今週末にセットするBF250Dの配線やスイッチ類です。
箱や袋に「どこにつなぐ」「直径〇〇mmの穴を開けて取り付ける」など
事前にすることを書いておいて、時短を目指します。
次は昨日取り付けたBF90DK5のレスパーツ類です。
一旦箱から出して、輸送中に壊れていないか
忘れ物は無いかチェックして、実物を見ながら
取付のイメージトレーニングも行えます。
以前、同業者の方で
魚群探知機を届いたそのままの未開封で持っていったら
メーカーさんが振動子の種類を入れ間違えていたみたいで
現地で鬼のように怒っていた人が居ました。
携帯電話で「今日の仕事、どうしてくれるんや~」と絶叫~って、
入れ間違えはいけませんが、我々販売者は
製造者(メーカー)さんが、この世に何もないゼロから
形のある製品を世に生み出して頂いているおかげで
飯を食わせていただいてますから、お互いさまで
そこまで言う事はないだろうと思うのですが、
「出張費も弁償しろ~」って、ヤバいヤバい、
気持ちはわからいないことは無いですが、
事前にチェックしとけば絶叫せずに済んだかもです。
で、昨日セットしてきました、
弊社1月のキャンペーン特価販売したBF90DK5君です。
このブログで紹介のあと、
お得意様にメール一斉送信したら5分で決まりました。
安くし過ぎたかな(汗)
メーター裏の取付風景です。
このボートはヤマハ発動機さんの少し古いボートでしたが
いつも感心するのは、本当にヤマハさんのボートは
丈夫で長持ちです。
30年選手ですが、床も船底もトランサムしっかりしていて、
どこにも悪い部分が見当たりません。
かなり古いタイプの油圧操舵機が付いていました。
何度も微調整して苦労しました。
リモコンボックスを取り付ける前に、付いているボルトを
一旦外してほんの少し耐水グリスを塗っておくと
5年後、10年後の自分もしくは修理屋さんが喜びます。
ヤマハ系サービスマンさんが取り付けたであろうそういったパーツ類の
そういった工夫に何度も喜ばされてきました。
ホンダ船外機のハーネス(コントロールハーネスと
PGMインジケーターハーネス)を取り付けるとき
3つ付いている白いインシュロックをエンジンの
配線出口に合わせて、不要な2つを取り除き
長さの合う1つだけ残しますが、現存艇の修理とかしたら
かなりの確率で3つとも付いているケースが多いです。
付いていると、配線セットし難いと思うのですが・・・
今日は早起きの好きなお得意様のところでのセットだったので
夜明けとともに作業を開始し、ゆっくりと
お昼のカキフライ定食にも連れて行っていただいて
15:00には陸上試運転まで実施して作業完了です。
お得意様、ご購入有難う御座いました。
このご時世に在庫を切らさず供給していただいている本田技研工業様、
次々と仕事がこなせて本当に助かっております。
感謝感謝でございます。
また、この船外機を選んで頂きましたオーナーさまにも
厚く御礼申し上げます。
加速装置「BLAST」パワーでカッ飛んでくださいませ。
有難う御座いました。
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