中古船外機の再販前オーバーホール
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日は、パソコン診断機Dr-Hの講習会で
名古屋に行ってました。
Dr-Hを持っておられるGさんも同行され、
道中の車中はずっと会話しながらだったので
あっというまっだったのですが、
名古屋日帰りで、さすがに今日は疲れが出てクタクタです。
今後船外機は、これまででは考えられないような進化を
しそうですから、このようなハイテク講習会への参加は
必至です。
このところ中古船外機の再販前整備に掛かりっきりで
修理が貯まってきています(汗)
換装→はずした機の処分、の依頼を受けていたのですが、
手をかければ再販可能と判断し、
下取りに変更させていただきました。
で、他の修理で高額になりそうなお客様にご提案し、
欲しいとのことなので、オーバーホール開始です。
ステムシールは気持ち良く全部交換します。
ついでにバルブもスリスリします。
Honda船外機は耐久性が高い部品を使っているので
丁寧にオーバーホールをすればまだまだ使えます。
錆が来ていたスイベルシャフトは新品に交換し、
オイルがにじんできていたパワートリム&チルトも
分解OHします。
(写真撮るのわすれた)
抜けてはいなかったのですが、
プロペラシャフトなどのオイルシール類も
交換しておきます。
タイミングベルトをはじめ、インペラー、燃料フィルター
オイルフィルター、スパークプラグ、内部アノードなどの
消耗品は当然、交換!
ギヤオイルも交換。
エンジンオイルは組みあがったあと試運転し、
その後、抜いてまた新しいのに交換します。
下取りしてそのまま売ったほうが楽で、利益もたくさん
もらえますが、それではオークションと変わらないし、
せっかく縁あって出会った顧客様に
「すぐつぶれました?しかたないね~中古だから」で
縁切れしたら人生の損ですから
考えられる最大の範囲でトラブルは防ぎたいです。
また、分解して内部まで診る事で
腐食の有無も判断できます。
(今回は当然、腐食なしです)
昼間に作業していて、電話や暑さで度々集中力が切れたりして
夜遅くまで掛かったりしながら、やっと完成しました。
↓動画です。
3連キャブレターなので、調整のあと、
同調作業も実施していきます。
同調が進むにつれ、どんどん調子が良くなってきます。
リモコンなどのレスパーツも、整備していきます。
やっと納品できる状態になりました。
あとはお客様のご準備を待つばかりです。
明日からは、他のお預かりしている修理に
順次掛かっていきま~す。
この記事へのコメントはありません。