フィッシングショーと転ばぬ先の杖
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日はフィッシングショーの見学に
行ってきました。
最近は航海機器や艤装品の出店がめっきり減って
お目当てブースが10件以内になって寂しい限りですが、
知り合いの業者さんもおられて元気にされていたり
HONDEXさんなどでは新商品がたくさん出されていて
いろいろ勉強もできました。
ヤンマーさんブースの前では、きれいなお姉さんに
「会員になってください」と言われたのですが、
あとで「こいつ、業者のくせに登録しとる」とか
恥ずかしいので、丁寧にお断りさせていただきました。
そのあとはお仕事で移動して、
いろいろ調査をしたり部品を交換したり、
長距離運転をした1日でした。
さて、お預かりしている船外機の整備の続きです。
錆びていたバルブカバーを、新型用のステンレス製に
交換します。
ほかに取り寄せしないといけなかった部品もあったので
いったん休憩になっています。
次の2馬力の整備に移ります。
このエンジンは本日、お帰りになりました。
昨年もお持ちいただいていました、有難うございます。
交換してほしい部品など、書いてお持ちになったので
作業がスムーズにできました。
キャブレターのドレンボルトが錆びて
回らなくなっていましたので交換しました。
ここも現在では真鍮⇒ステンレスに
材質が改良されています。
そういえば、最近の新型肺炎関連の話ですが
マリン製品も影響を受けつつあります。
詳しくは言いにくいのですが、
ボート本体、船外機、航海機器など、
製品本体や構成部品が海外で作られていて、
今後在庫に影響が出るものが出てきそうです。
韓国でクルマの生産が止まってしまったニュースは
記憶に新しいと思いますが・・・(泣)
今年買うつもりだった、ほしいものがあったら、
在庫があるうちに購入することをお薦めします。
ある意味、転ばぬ先の杖ですかね?
話を戻して、シャーピンも曲がっていたので
交換しておきました。
このオーナー様、わざわざご友人の
買ってから3年間ノーメンテナンスの2馬力も
半ば強制的に預かって持って来られたのですが
「前に使っていた船外機も長年ノーメンテで〇年間壊れなかった」とのことで、
自分ではメンテナンスを否定されていたとのこと。
試運転して、普通に始動できて、水も出ていたので
そこで私が無理にインペラーやスパークプラグを交換したら
オーナー様が板挟みになると思ったので
「現在異常なし」でそのままお持ちかえりいただきました。
メンテナンスをすることは、「転ばぬ先の杖」です。
メンテナンスと直接関係はありませんが、10年ほど前に
悲しい話を聞いたことがあります。
(ここからは遠く離れた地域での話です。)
とあるマリンショップに、ある日女性から電話があったとのことです。
内容は「うちの主人が一昨日、夜釣り行くと出かけて行ってから
帰ってこない、知らないか」と取り乱した感じで・・・
びっくりして海上保安庁なんかに電話して、
心当たりにある海域の情報などみんなで連絡を取りあっていたら、
その周辺の本線航路上で転覆した状態でボートだけ発見されたようです。
後日・・・
もう、そんな話は聞きたくないものです。
ショップにお金を払ってメンテナンスをしてもらうのを好まないなら、
自分で勉強をして、自分で整備するのも大賛成です。
自動車整備の勉強をしたり、本を買ったり・・・
(但し、正確に整備できなくて壊すなら、やらない方がマシですが)
マリン先進国では、DIYで自分でされる方も多いと思います。
安全第一でお願いします。
たのみますよ~!
この記事へのコメントはありません。