ソレックストレーラーの登録とBF15DK2の修理の完了報告です。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
本日、朝からボート屋さんの私としてはめずらしいところへ
運輸局に来るのは、ひさしぶりです。
昔、少し色々なことがあり、それからクルマ屋さんなどに
外注に出すようになっていましたが、
ソレックスさんに聞いたら「昔とは全然違いますよ」
ということで、ひさしぶりに自分で行きました。
(ブランクの解消の為に、ソレックスさんには沢山
助けて頂きました、謹んでお礼申し上げます。)
運輸局では、窓口で大変優しく扱っていただいたりして、
完全にトラウマが消え去りました。
有難う御座いました。
無事、1時間弱ぐらいで登録できました。
今後、トレーラーのご契約をいただいたら、
時間のあるときは自分で行くことにします。
さて、先週お引渡しが終わりましたBF15DK2の
最終報告です。
インペラーの破片捜索でシリンダーヘッドを外したので、
組み直します。
当然、ヘッドガスケットも新品にします。
強化材をプシューしていますので、色が変わっています。
ヘッドの組み付けを行います。
このトルクレンチは指定トルク近くになると「ピー」と言ったり
ブルブル震えて知らせてくれます。
角度締めのときは内蔵のジャイロが働き、
同じように教えてくれます。
頼りになります。
過去にキャブレターの修理をしていて、
そのときガスケットを再利用したと思われるのですが、
破れたままになっていました。
緊急時を除き、分解したら
ガスケットは新品に交換が基本です。
しかも、ゴミや虫が入らないようにするメッシュが
無くなっています。
エンジン内に落ちていなかったので、
いつかの分解のときになくなったのでしょうか?
中古部品で恐縮ですが、サービスで
付けておきます。
温度センサーを外したので、液体パッキンを塗って
元に戻します。
塗りすぎては、いけません。
全部組みあがって、やっぱり液体パッキンとか乾く時間が
ほしいので、試運転は翌朝に実施。
暖気が終わったので、前回同様、徐々に回転を上げ
冷却水温を計測していきます。
心配をよそに、何度試しても前回の80℃越えは再現されず、
理想的温度で推移しております。
大丈夫でしょう。
これらの温度は、基本的にメーカー、機種、
測る場所で違いますので、ご注意下さい。
意地悪を言うつもりはではないのですが、
どこのサービスマニュアルにもほとんど載っていません。
自分の経験の蓄積や同業者間での情報交換、
サーモスタットの開閉温度、
温度センサーの感知温度や
メーカーさんのアドバイスなどで
判断することになります。
完了の連絡の後、お仕事をいただいた
一流有名店様がお引取りにこられました。
ありがとうございます。
後日、サブ店様がまたそちらに、お引取りに
こられるのでしょう。
最後に、プロペラ10Pが入っていたので、
少し気になって、お声掛けさせていただきました。
もし、マッチング不良でオーバーロードなら
壊したり、寿命が短くなりますので、心配です。
サブ店さまに、お伝えいただけるそうです。
ああ、今週はフィッシングショー大阪ですね。
荷受のタイミングで、見学にいけるかどうか微妙です。
なんとかしたいのですが・・・
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