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サーモスタットは消耗品です。定期的に交換しましょう~!

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

気がつけば、4月にブログを書くのは、今回が2回目・・・

おかげさまで毎日忙しい日々を過ごしております。

ありがとうございます。

さて、4月後半の修理ですが・・・

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Yamaha 25NMHSからでしたね。

2ストロークではあまり交換することは無いのですが、

ご希望ということでシリンダー内部の防食亜鉛を交換。

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長時間経っていて、塩でこびりついていて

逆タップを使ってやっと抜けました。

インペラー交換とか色々整備し、

点検が終了しました。

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絶好調です。

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お次はBF225AK3の整備。

グリスアップは、シャフト先端の部分にも

行って下さい。

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サーモスタットを交換しました。

全然交換しない人、多いみたいですね。

取説に書いている期間で交換しましょう。

でないと、このブログの最後で書いているような故障に・・・

次はBF150A4の点検です。

このエンジンは毎年必点検作業をご依頼いただく船外機の

1台です。

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販売後に毎年点検の作業を続けてきましたので、

載せ換えの際は良い値段で下取りするつもりです。

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毎年グリスアップしていても、グリスを注入すると

内部から水が出て来ることがあります。

(ブラケット横の大きい六角ナットの上の小さい白い粒)

1度もグリスアップしたことが無いという方、

気をつけてください。

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船体に付いている燃料フィルターですが、

毎年、鉄粉が溜まるようになって来ました。

近く船体タンクの清掃が必要かも知れません。

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別の日は、恒例のヤマハDayでした。

1日で2台のF60FとF60Cの整備をします。

F60Fはオーバーヒートブザーがピーピー鳴るということで、

作業時間が読めず、7:00にマリーナに着いて作業を

始めます。

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F60Fはいつものように板ラチェットが使えないのを

思い出しました。(笑)

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ミニラチェットで緩めますわ。

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ウォーターパイプは異常無しです。

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朝一番から、バラバラになっております。

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インペラーも2年目で、欠けても無いですし

オーバーヒートの原因が発見できずあせります。

最後に、確立の低いと思っていた・・・

なんと、サーモスタットが2つに分離していました。

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これでは規定温度に達してもバルブを押し上げてもらえないので

ヒートするわけです。

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こんな壊れ方、初めてです。

最近のサーモスタットの最後は、開いたまま壊れる

(Honda,Yamaha,最近のTohatsuはたぶん・・)

と、思いますので、

壊れる=オーバークールだと思って、下から攻めたのですが

完全に逆攻めとなりました。

まあ、完璧に水の流れを点検できたので、無駄では

無いのですが・・・

あと、私だけでしょうか?

最近のYamaha船外機はインペラーを入れるとき、

遊びがなくなった(きつくなった)様に思います。

先にきれいに汚れをとっておかないと、

入らないときもあります。

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きれいに磨いてから、インペラーをセットしました。

F60FもF60Cも係留保管なので、シリンダーヘッド内部や

ウォータージャケットカバー、パワートリム&チルト下、

ギヤケース上やスケグの防食亜鉛を全部交換しました。

このオーナー様はそのときによりますが、大体1~2年で

交換されています。

夕方に作業が終了し、オーナーと試運転して温度を計測し、

オーバーヒートの解消を確認しました。

直って良かったです。

これで、GWのお仕事もバリバリこなせますね。

いっぱい稼いで、またお仕事下さ~い。

来週の月、火は船外機の換装作業で留守になります。

(深夜~早朝に工具の積み替えで立ち寄るぐらいです。)

ご不便をおかけしますが、宜しくお願い申し上げま~す。

 

 

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