アカンやつ!
皆様ご機嫌はいかがでしょうか?
フィッシングショーが終わって、各仕入先メーカーさんが一斉に2024の価格を
発表されているのですが、数字が苦手な私は何度も頭がフリーズしながら
1年で一番パニックで事務的な日々を過ごしております。
点検も多いので、毎日夜遅く帰る日々・・・
「さあ、しんどくなってきたのでブログを書いて気分転換です!」
定期点検/シーズン前点検時期になり、毎日のように
お預かり/お引き渡しを繰り返しています。
昨年に続き、今年もお持ち込みされましたBF2DHですが
(ありがとうございます)
「始動性は問題ないがスロットルを戻すと止まってしまう」と言われます。
エンジンオイルの垂れも多いとかで、いろいろ話を聞きますが
「つじつまが合わない・・・?」
滅多にしませんが、今回は、お預かりその場でエンジンをかけてみます、が、
この私が数回引っ張っても始動できない???
よくよく見ると、チョークレバーからキャブレターにつながる
リンクロッドが正常な位置より外側になっていて、
チョーク弁が操作できていません。
「キャブレターを外しました?でしょう」
エンジンを何とか掛けても、スロットルを戻すとストールしてしまいます。
預かって、お帰りになられてから、キャブレターを外そうとすると
取付ボルトの締め付けトルクがユルユルで
2次エアを吸っていたようです。
ブローバイホースも刺さっておらず挟まれて、エンジンオイルの
垂れが多かったのはこれが原因のようです。
キャブのフロートチャンバーを触ったようですので
念のため分解してチェックします。
キャブの内部に問題はなかったです。
燃料タンクを見ると、糸くず?みたいなのが大量にありました。
キャブとタンクを完璧にして、陸上試運転をしました。
しばらく絶不調だったので、
燃焼室内やバルブが汚れたのか調子悪かったのですが、
しばらく試運転して微調整を繰り返していたらきれいにアイドリングし始めたので、
ほっとします。
プロペラに衝突跡があったのでシャーピンを確認したら
曲がっていたので交換します。
エンジンオイルとスパークプラグはお客様が自身で交換済み
(不調を解消しようと交換したのかな?)
とのことなので、あとはギヤオイルの交換だけです。
て、・・・・・・・・・・
「ああああああああ!アカンやつやぁ~!」
白濁しております(泣)。
お客様に電話して、修理の許可をいただきます。
部品が来るのを「待ち」になりました。
あと、ぼちぼちと、「いつでも良い」と言われている
BF20DのOH(オーバーホール)も進めております。
よく「BF2DをOHしてください」ってお電話いただきますが
多分、ここまでは想像されていないでしょうけれども
「OHを・・・」と言われると、私はこんなイメージですね。
さて、ブログを書いて、少しリフレッシュできたので、
この後は電卓片手に事務仕事に戻ります。
今晩はBF20DのOHの続きは・・・無しですわ・・・・・。
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