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さらにオーク損とクラッチの滑り

皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか。

遊漁船に乗りに行っていたお客様に

お土産を頂きました。

なんと貴重な・・・5匹しか持って帰れないうちの

1匹だそうです。

恐縮至極で御座います。

味わって食させていただきます。

お客様がオーク損で買ってシフトレバーが固着していた

MFS2Bの作業が終わったので、最後の試運転を・・・

あれ?全然かからない。

お客様からは「整備済み、調子が良い」と書いていたと

聞いていたのですが。

そのうち、「あれぇ~」

キャブレターがオーバーフローしているのか

ガソリンがボトボトと出てきました。

普通、キャブレターがオーバーフローすると

汗をかくように燃料が漏れることが多いのですが

このタイプはオーバーフローした燃料を

カウルの外に出す設計となっています。

火災の防止の為なんでしょうね。

ちなみにHonda BF2Dも同じホースが付いています。

燃料が漏れるということは、フロートバルブが固着して

正常に作動していないということですね。

また追加費用が掛かりました(泣)

気付いていたのか、故意にウ〇を書いたのか知りませんが

やっぱりオーク損ですわ。

完全には詰まっていませんが、詰まり掛けです。

で、主な原因の・・・

このニードルバルブは完全に固着していました。

昨日今日の話ではないと思います。

少しづつ固着を溶かしながら、ゆっくり分解しました。

何とか1回目でキャブレターOHのOKとなり、

無事エンジン始動できました。

皆さん、オーク損で買うときは、出品直前まで

エンジンが掛かっていたか確認してから

ポチっとしてください。

続いてBF135A4に乗っている常連様が、友人の船外機を

修理してほしいとYamaha F8CWHLを持って来られました。

何やら後進でクラッチが滑るが、買ったお店には

修理が難しい(高額になる?)と言われているとかで

セカンドオピニオンではありませんが、

私の意見も聞きたい?て感じでしょうか。

クラッチの前に、各部点検しておきます。

私が普段お世話しているものではないので

状況を把握するためです。

「うわわわっ、何ですか、これ?!」

オイルレベルゲージを抜くと、上まで一杯に付いてきます。

覗くと、ほら、すぐそこにエンジンオイルがいます。

常連様が持ち主に電話したところ、

「自分で入れた」とのことです。

上限限界800㎖のところ、1300㎖ぐらい入っていました。

こんな事してたら、本当につぶれますよ!

事前に気付いて良かったですわ。

あと、ほかにもおかしな点ありましたけど

オーナー様には伝えましたが、ブログでは省略。

メインはクラッチなので、分解していきます。

途中まではスルスル分解できたのですが、

肝心の部分が、塩害の固着で大変難関です。

「これは、買い替えも検討になるかな?」

大変な労力をかけて、やっと分解できました。

Oリングは2つとも、ボロボロになっていました。

外したドッグクラッチはリバース側の角が丸くなって

いました。

 

「ガラガラ」とすべり出すと、負のスパイラルに陥り

さらに角が削られます。

多分、これも原因でしょうね。

新品と比べたら、すぐにわかりますが。

サービスマニュアルにも書いてあるかな?

分解できたので、各部品精査の後、

お見積の作成に入ります。

では本日はこの辺で・・・

 

 

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