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お盆休み明けの水と軽油

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

お盆休みが明けた途端、修理や整備のご依頼がいっぱい入ってきました。

皆様、いつもご贔屓に預かり有難う御座います。

このYamaha  F2Aは点検整備。

このHonda BF15A LHJも点検整備。

このTohatsu M9・8Bはハンドルの折損修理とインペラー交換。

クルマから降ろすとき倒して折れてしまったとのことです。

お気の毒です。

ハンドルの交換の規定作業時間が思ったより長い設定だったので

「あれ」と思いましたが、時間通り思ったよりややこしかったです。

色が現行色の紺色になってしまいましたね(事前了承ずみ)

お次はHonda BF9.9Dの常連様のご紹介でご来店されたYamaha 8CMHS君。

自分でインペラー交換しようとしたら、シフトシャフトを

引き抜いてしまったとのことで・・・

ウォーターポンプのベースハウジングが浮いています。

シフトを叩き込もうとしましたが入らず・・・・

セオリー通りにギヤケースをいったん分解して組み立てます。

オイルシールも交換ですね・・・

確かお持ちになった時に「エンジンの調子は良い」と言われていたので

水道ホースをつないでギヤケース無しで確認の試運転をしようとしますが

まったく始動しません。

プラグ穴から燃料を入れて掛けると、一瞬「ボボボっ」となるので

キャブレターが怪しい。

お客様に電話して、許可を取ってキャブをバラしてみると・・・

「水、入っとるやんけ~」

そりゃ掛からんわ!!

よく見たら、間違った組立も発見。

どこがおかしいかわかるかな?

ここ(リコイル)も割れてるし~(中途半端修理してある)

どうする?どうする?

キャブをクリーニングして、やっと試運転できました。

「やっと部品の手配ができる」

休み明けにHonda BF20DK2 LHSJの常連様よりメールで、

エンジン不調になったと連絡がありました。

沖まで走って行ったあとエンジンが止まってしまって

長時間かけてご夫婦で交代しながらオールで帰って来たとのことで

原因は、ガソリンスタンドが携行缶に「軽油」を入れたのが原因でした。

常連様のクルマはガソリン車で、その時クルマにも給油していて

携行缶にも「消防法適合品/ガソリン専用」と書かれています。

「ガソリンを〇〇リットル入れて」と言ったそうです。

家の近くだったのでスタンドを再訪問し、状況を説明して燃料の入れ替えと

タンクの洗浄を依頼して、それは承知していただいたようですが、

「ガソリン専用缶でも軽油を入れる人は、いくらでもいる」

「客が軽油を入れろと言ったとアルバイトが証言している」

と言って、謝罪らしき言葉は一言も無かったとのことです。

常連様、損害賠償とかそんなことは一切言われていません。

軽油→ガソリンの入れ替えと、それに伴う洗浄だけ。

帰宅後に常連様が〇NE〇Sのホームページのお客様のご意見コーナーに

あったことを事細かく書いて投稿されたのは言うまでもありません。

余談ですが、その日に限って大漁だったそうです。

で、持込されまして、分解して軽油の排出をしました。

よく水など混入した場合、キャブレターのドレンを開けて

汚れた燃料を排出して「OK」ってする人がいますが

ホース内の燃料も抜かないといけません。

特にこのBF20DK2は鬼加速をするために生まれてきたので

キャブレターの手前の燃料配管に

「フューエルチャンバー」が付いていますので

このチャンバー内の燃料も排出しないといけません。

さて、今、部品が届きましたのでHonda BF9.9DK2 SHJの

お客様の修理の続きに入ります。

再来週は150馬力のセットも入っています。

暑いけど頑張ります。

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