【警察庁】からのメールとギヤオイル白濁
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
先ほどこんなショートメールが届きました。
〇〇県警さんとか〇〇消防署さんは船外機で取引がありますが
いつもショートメールではなく代表電話で連絡してこられます。
さすがに関東の【警察庁】さんは遠すぎで行けませんので
内容を見ずに削除することにいたしました。
検索したら、ニセ【警察庁】さんからのお誘い、流行っているようですので
皆様もお気をつけください。
さて、Tohatsu M6B(S)が整備でやってきました。
1年半不使用だとのことで・・・
試運転しますが、一発始動で調子も良い。
水も上がっていて、冷却水温も適温です。
オーナー様に電話して、
「絶好調ですが、どこを整備しますか」と聞くと
「では、点火プラグとギヤオイルの交換でお願いします」とのことで
プラグが無かったので、13:00過ぎだったので急いでトーハツさんに
TOPSで注文「ポチつ」と押す寸前で心の声が
「オーダー明日になってもいいので、ギヤオイルの点検を」
と思い直して、ギヤオイルを抜いてみると・・
「水が入ってるわ・・・・・・・」
点火プラグだけオーダーしていたら、これの修理部品の再注文で
運賃が2回もかかるとこでしたわ!
お客様に再度電話します。
驚いておられたのですが、修理GOを頂き漏れている部分の
調査に入ります。
どうも、プラスチックのウォーターポンプベースの
下から漏れている感じです。
以前にもよく来店されていたM9.8Bの方で
ここから漏れている人のを修理したことがあります。
最近は来られなくなったなあ?
ウォーターポンプと共締めですが、インペラー交換などで
トルクが緩むことが有るので、どうしても紙のガスケットだと
浮いてしまうのかな?
数年(10年)おきぐらいでガスケット交換する方が良いのかも。
ここのガスケットは¥264-です。
ポンプベース外してみたら、やはり少し浮いてる感ありました。
プラスチックだから仕方ないか。
逆に25年経っても、プラスチックなので一切
電気腐食等していません。
それと相殺ですね。
プロペラシャフトのオイルシールを確認しようとしますが
スラストワッシャがアルミ製だからかステンレスのプロペラシャフトと
反応して、全然取れません。
プレス機を使ってスラストワッシャを外します。
古いやつはかなりの確率で固着していますね。
現行の4ストロークモデルは進化して材質が真ちゅう製になっていますので
固着は起こりにくくなっています。
25年経っているので、プロペラシャフトのオイルシールも
工賃据え置きで換えておきます。
ほかにも、ギヤオイルがにじんでいたシフトブッシング部も
交換しておきます。
主な原因だったガスケットはこれです。
これで部品がオーダーできます。
あと昨日も書きましたが明日はHonda BF150Dの換装作業で
日中は留守になります。
今年に出たばかりのニューモデルですね。
ご不便をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。
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