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スパークプラグの長さが違います。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

今週に入ってやっと少し時間に余裕が出てきたので

ずっと先延ばしにしてきた散髪を休憩時間に行ったり、

社用車CR-V君のタイヤを交換したりしています私です。

さて、修理に入っているBF2DK2君は・・・

DSCF1834

持って来られた時に指摘していましたが、

燃料タンクが大変汚れていました。

燃料フィルターもこの通り・・・

 

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なぜか2馬力ユーザーに多いです、燃料の汚れ(泣)

そして今回は非常に珍しいことに、全然違うスパークプラグが

ついていました。

左がメーカー指定品(の、捨てるやつですが)、右が

付いていたやつです。

DSCF1837

奥行きが違うので、内側の空冷ドームとの関係性で

プラグキャップが簡単に「すぽっ」と抜けて

しまいそうなのでNGです。

番手も違いますし・・・???

今回はお客様、ご自身で分解したが途中であきらめて

持ってきたとのことでしたが・・・

空冷ドーム(ファンカバー)の取付ミスをしていて

耐熱版をグニャグニャに曲下てしまっていました。

 

DSCF1841

ここ、組み立ての時に最重要ポイントの一つです。

私も最初のころ、苦労して覚えました。

おっとっと、スイベルマント部のグリスが

完全に無くなっていました。

Hondaでは唯一、胴体を直接マウントしているので

(BF5A/5D/6Aは独立したマウントケースを使っている

高級(贅沢?)な設計のためマウントしているシャフトの

内側には高熱の排気が通っていません)

この部分が排気熱をもらってしまうのでグリスアップが

頻繁になりやすいです。

DSCF1850

BF2Dの場合は普段はニップルからグリスガンで注油しても

良いですが、私は分解して古いグリスをふき取ってから

新しいグリスを入れる方が好きです。

バルブカバーの交換のご希望でしたが、

なんと、クラッチのベアリングも完全にやられていました。

水没的な事があったのか?

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これを見落として、そのうち沖でベアリングが完全に砕けて

漂流したら・・・いけないので、残念ながら交換です。

(実際に何人かおられます)

これだけ錆びているベアリングなので、

海岸で一瞬倒したとかで

ブリーザーホース(息抜きのホース)から

海水が入ったと思うのですが、

(今回はまだ聞いていませんが、)

「倒したでしょう~」と自信満々で聞いても

「倒していません(怒)ん」とか

言われることもあります。

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その場合、念のため、下側のウォーターシールも

交換してしまいます。

¥310-ですし。

でも、ベアリングの裏表見たら、上から水が入ったか

下から入ったか、船外機屋さんはみんな、

わかると思います。

オーナー様、

予想外のクラッチベアリングとか出てきていますが

ご心配だったボルトは非常にすんなり外れましたので

それで相殺されて、現時点では打ち合わせの予算内で

なんとかなりそうです。

これ以上は予定外(キャブだけ少し心配)が無いことを

祈ります。

では、修理の続きをしていきま~す。

 

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