未分類

恒例のHonda BF150A4の定期点検

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

さきほど、全然知らない人から電話が有りました。

なにやら、今日中古艇を買うがHonda船外機が付いているとのことで

リコールなんか出ていないか聞きたい様子です。

「大丈夫です、本田技研工業㈱はもし、万が一、不具合が発見されたら絶対に

届け出てリコール=無償修理をします。安心してください。」と

お伝えしました。

最近、リコール隠しや不正検査のニュースをよくやっているので

不安になったのでしょうか?

でも、中古艇の個人売買の判断は自己責任です。

船外機は12年間で100時間しか使っていないのだが、

と言われても実物見ないとわかりません。

見てもない私に聞かないで~

先日は春の出張作業で恒例となっております、

Honda BF150A4の定期点検に行ってきました。

このエンジンは2009年に換装セットさせていただきました。

換装から毎年シーズン前点検のご依頼を頂いていますので

10回目の記念すべき点検と

05-1

マリーナさんに点検日を連絡すると、

「また早い時間にお越しになられるんでしょう」と

こちらも恒例になっている様子。

少し遠いところなのですが、何とか1日で実施したいので

いつも、3時間掛けて行って、7:00頃から作業です。

でも今回は作業が少な目だったので8:00入りでした。

インペラー交換のとき、インペラーだけ交換するユーザーが多いですが

私はお任せの場合は下のプレートも外して異物がないか、シールが大丈夫かも

目視します。

2018年の作業報告書にシール部が微妙だったと書いてあったので

ハウジング&ウォーターシール(¥3,250-)を持参し、

交換してみると・・・

DSCF9187

「うわっ、やっぱり・・・」

2つ付いているウォーターシールの1つ目は突破され

2つ目でギリギリガードされていました。

05-2

危ないところですわ。

お客様が毎年点検をされていたので

ギヤケースに水が入る前に発見できてよかったです。

通常はギヤオイルが白濁してから

「ギャー」で、ギヤケース外して持ち帰り修理ですね。

(たまに修理代も「ギャー」もあります。)

早起きは三文の徳、何でも早め早目が安上がりです。

05-3

作業中にバッテリーを外して充電しておきました。

まだまだ大丈夫そうですね。

05-4

作業日はちょうど1年前と同じ日でした。

05-7

10年経ってオイル上がり、下がりが心配なので

WAKOSのエンジン添加剤を混合しました。

効果があればよいのですが・・・

05-5

当然、ギヤオイルも交換。

10年間で約1500時間経過です。

大きな故障もなかったので、お客様の使い方と

メーカーの組み立てた人と設計した人に感謝です。

売った商品が短時間で故障や不具合が出たときほど

お客様と話をするのが辛いことは有りませんよね。

その点Honda船外機は安心してお客様にお勧めできます。

いい部品を使っているHonda船外機

長持ちは製品の「特性」なんで~す。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

*