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修理後の海上試運転

皆様ご機嫌はいかがでしょうか。

今日もRed Bullを飲んで、F1中国グランプリを応援しております。

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予選5位/6位だったようですね。

もうすぐ、もうすぐです。

ガンバレ、ホンダV6エンジン!

V6といえば昨日、業者様のご依頼で、

立派なマリーナ様に保管されているBF225Aの

修理に行ってきました。

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到着してすぐ、コンピューター診断をします。

O2センサーの故障と出ていましたので、

部品を交換いたしました。

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O2センサーは排気ガスに混じって排出される

燃え残り?の酸素の量を計測していてるもので、

そのデーターをエンジンの運転にフィードバックして

燃費をもっと良くするためのものです。

Honda船外機は耐久性とともに燃費にも命を掛けていますので

このような省燃費に関するセンサー類が付いております。

他のセンサー類はめったに故障することはないのですが、

このO2センサーは長年使うと、たまに故障することが有ります。

今回のBF225Aは機番から言うと、A6なので

2005年~2009年の間の製造なので14~10年経過ですね。

¥18,500-です。

日本製のセンサーなのに10年ぐらいで壊れてゴメンナサイです。

ちなみに昨年出たBF175D/200D/225D/250Dはもっと進化したので

もう付いていません。

ありがとう、Hondaの設計した方。

部品の交換後は、海上試運転します。

確立で言うと85~90%直っているとは思いますが、

見込み修理をすると、たまに足をすくわれますので

絶対に試運転を実施します。

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関西でも有名のこのマリーナ様のスタッフさんに下架頂き、

この仕事をご依頼いただいた、まじめなマリン会社社長さんの運転で

色々なモードで走行を繰り返します。

私は225と正対しながら、あぐらをかいてアフトデッキにぺたっとすわり、

パソコンとにらめっこです。

まずは交換したO2センサーのデーターを確認。

低速域でまじめに働いています。

中速に差し掛かるころ、ヒーターへの通電が止まり、

お休みモードに入ります。

運転している業者社長はベテランなので、私が何も言わなくても

正確に試運転手順に沿って各モードで運転されます。

私は、海の上に居ますが、海は見ずモニターとにらめっこ。

海上に居るのか、工場でベンチテストしているのか

同じようなものです。

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中~高速域はではO2センサーは関係ないのですが、

オーナーさま、近く長距離クルージングに行かれる予定とのことですので

冷却温度の推移など、他の問題は隠れてないかなども

確認をします。

BF225A君、絶好調です。完治したようです。

私が納得して運転席を見た頃、社長もこっちを見たので

両手で丸をします。

社長が縦に首を振ってうなずき、マリーナ入り口へ

船首を向けました。

マリーナへ桟橋へ付く頃、さすが立派なマリーナさん、

スタッフが駆け寄ってきて舫いロープを取ってくれます。

きっちりと直ってよかったです。

さあ、クルージングに安心して行けますね。

当日の快晴をお祈り申し上げま~す。

 

 

コメント

  1. TOMY より:

    この度はお世話になりました
    今日、早速、乗ってきました。

    おかげさまで絶好調でした!

    信頼できる専属ドクターにお任せできる事が、ボートにおいては何よりの安心です。

    これからも、よろしくお願いします。

  2. Dr.H より:

    TOMYさま、コメント有難うございます。
    うまく一発で直ってよかったです。
    目的のクルージングを楽しんできてください。
    有難う御座いました。

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