皆様ご機嫌はいかがでしょうか？
本日はとても寒く、ブルブル震えながら作業をしていました。
本格的な冬の到来ですかね。
さて大変めでたい！ことに、本田技研工業㈱より
新型のBF250/225/200船外機が発売開始になりました。
デザインを一新し（ああっカッコイイ）
本気で大きく進化してしまいました。
で、お得意様やお客様への御説明の為の勉強で、
研修に細江工場に行って来ましたよ。
敷地内に入ると写真撮影は禁止の為、研修の様子の
画像はありません。
ここでは船外機の開発、走行テストや解析、そして研修、
あと工場ですから船外機も組立てられています。
今回は従来機に対してさらに耐久性と整備性がめっちゃくちゃ向上しました。
今までは我々業者任せだった消耗品の交換も
これからはユーザー様でも可能だと思った部分も多くあります。
エンジンオイルの上抜きスピードのUPまで考えられていました。
研修では試乗で新旧乗り比べもあり、
なんと「電子スロットルモデル」に乗せてもらいました。
Hondaではこの電子スロットルモデルを今後は
「DBWモデル」と言うことになります。
業界諸先輩方が先にハンドルを握ります。
すると先輩の皆さん、電子リモコンの性能に驚かれています。
今まで触ったことのある電子リモコンと、全然違うようです。
私は今まで電子リモコンが大嫌いでした。
とくにレバーを倒してから実際にクラッチがつながるまでの
タイムラグや、倒れる角度とエンジンの吹け上がる時間が
合っていないような間隔が嫌いでした。
タイムラグは桟橋に付けるときに、イライラさせられ、
倒れる角度に遅れて吹け上がると、荒れた海面で
大波をいなすことが出来ず「バッシィィン」と
叩きつけられます。
私の運転する番が来ました。
新しいBF250Dはエンジンが掛かると、
船外機とは思えない上品な音でアイドリングを始めます。
この音、すごくいいです。萌えです。
一気にスロットルを開けると、あっという間に全開になります。
「えっと、Y田社長、Y原さん、Y博士、Y君、あと3名と私の
合計8名が乗っていたはずだが・・・」でも一瞬でWOTですわ。
お客様のボートでは絶対にしないような走りをしたあと、
一番気にしていた電子リモコンのフィーリングを細かく試します。
ニュートラルからスロットルレバーを前に倒すと、
非常に自然に、クラッチが入ります。
「えっ」
先輩達が驚くわけです。
「これは・・・」
本田技研さん、本気の本気を出したようです。
ちょうど海面が荒れてきて、中速域でのレバーの倒し具合と
スロットルの追随性を試すのにちょうど良くなってきました。
ハンプ～プレーニングを繰り返すあたりで、
波をいなすため、リモコンレバーを細かく操作しながら走りますが
レバーの動きにリニアに追随します。
目からうろこがぱらぱらこぼれ落ちました。
そのあと、海上で他の試乗艇に乗り移るために
沖で止まっている艇に着岸(着艇）する機会を得ました。
先輩達が「海の男だろう」とか、からかって
私の着岸操作ミスを大きく期待しているようです。
しかし、期待を裏切って申し訳なかったのですが、
この電子リモコンと新たに「しつけ」られたBF250Dでは、非常に楽勝です。
まるで半クラッチを使うがごとく、細かく
チョイ前、チョイ後を繰り返し
荒れた海面でもピタッと寄せることが出来ました。
今までのBF250Aは、オーナーの皆様に
「非常にお財布に優しい」とほめてもらっていたのですが、
その性能はそのまま受け継いだまま、
上品で、細やかで、整備もしやすく、さらに壊れにくく
なったと実感しました。
ちなみに弟のBF225D/BF200Dは出力、トルク共に
A社（どこかな？）よりも上回っているそうです。
えっ、A社ってどこって？
私も知りません。
聞いたけど教えてもらえませんでした。
さて夜は、偶然も重なって、
Y社長、Y博士、そして兵庫県のY君と一緒に雰囲気のよいバーへ
https://retty.me/area/PRE22/ARE79/SUB7901/100000532602/
下のビールは、ほとんど市販されていないプロショップ用とのことです。
私、バーに行くと、必ず「いきって」、ウォッカベースで
「マスターお任せでシャカシャカして～」と言うのですが、
ココで出してもらったのは、
「バラライカ」でした。
おいしかった～。
さて、本気の本気のBF250/225/200Dですが、
今年中にオーダーしてセットしたら、
本田技研さんよりステンレスプロペラやデジタルタコメーターなどの
約20万円分のプレゼント付です。
全国の皆さん、BF250/225/200Dを買うならチャンスです。
得ですよ～