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祭りのあとと、BF135A4とBF9.9AMと、F2Aの整備

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

先週、役員をさせていただいています自治会のお祭りが

無事に終了し、ほっとしています私です。

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警察に道路使用許可を申請に行ったり、

お弁当など食事の手配やその他細かなことまで

色々ありまして、駆け回っていたのですが

事故も怪我も無く終わりましたことが何よりです。

「祭りのあとの淋しさか~♪」

いやいや、秋はこれから、釣り釣り!

さて、最近の修理のお仕事ですが・・・

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常連Sさまの2008年式BF135A4の定期点検です。

毎年必ず点検のご依頼を頂いていまして、

10年間大きなトラブルは無し。

というか、トラブルが起こる前に

トラブルのタネを発見できるので、

高額修理はずっと回避できております。

今回も・・・「あれっ」

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チルトのサブシリンダーのオイルシールより、

オイルのにじみが発見されました。

このボート、「Lトランサム」なので

係留保管ではシリンダーまで漬かってしまうんです・・・

オーナー様より、すぐに追加修理の指示がありました。

部品が届き次第、実施の予定です。

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グリスニップルが痛んでいたので、交換しておきます。

ここの「スイベルシャフト」は船外機操舵の要ですので

定期的なグリスアップをしないと命取り、

固着して「首を振れない船外機」になってしまいます。

お次は1999年式のBF9.9Aの修理です。

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チルトアップすると、次に降ろすときにロックが

解除できないということです。

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「たぶん、勢い良く降ろしすぎてスプリングが外れて

飛んで行ったのでは」と予測しましたがハズレ、

スプリングは全部あります。

どうも、シャフトの穴が電気腐食で細くなって

動きが悪いのが原因のようです。

ここの修理、時間が掛かるので大変です。

スプリングやピンを順番に外して分解します。

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やっと原因の細くなった穴にたどり着き、

ドリルで穴を元通りに広げます。

組立ては逆の順序で完了し、スムーズに動くようになりました。

最後はエンジンオイルを交換し、試運転します。

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普段は係留保管なのですが、検水口に塩が詰まっていたので、

ホースを順に外して掃除いたしました。

このエンジンは19年前のものですが、

昔に下取りしたあと、バルブ、ピストンリング、

クランクシャフトのメタルなどをOHして再販したものなので

今でも非常に調子よく動いてくれています。

できれば毎回、真水洗いかクールダウンしてもらえれば

完璧ではあるのですが・・・

次はすでに引渡の終わったF2Aです。

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エンジンを保管するときは、キャブレターから燃料を

抜くようにオーナーさまにお願いしておきました。

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アンダーカウルに小判の形状をしたゴムキャップがあるので

外すとキャブレターのフロートチャンバーのドレンが見えます。

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この、見えている真鍮のボルトを1~3回すと、

燃料を排出できます。

この作業だけで、「医者要らず」みたいなものです。

さて、台風の影響で釣りに行けてなかった方々が

ここ最近の秋晴れで、ごそごそ出動されている様子です。

大阪湾では「イワシが湧いているよ」なんてご連絡もありました。

青物やイカが良くなれば良いのですが・・・

私も11月は出動の予定です。

釣り日和の秋晴れが続きますように!!

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