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TOHATSU MFS30Bのオーバーヒートの原因

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

せっかくの週末のシルバーウィークに

台風が来るとか・・・

釣行を考えていた方、さぞ悔しいでしょう。

その次の秋分の日の連休は日本晴れであることを願います。

さて、TOHATASU MFS30Bが修理で入ってきました。

F1

中古でボートとセットで購入されたのですが、

謎のオーバーヒートを起こし、インペラーやサーモスタットを

交換してもダメとのことです。

F2

確かに、インペラーもサーモスタットも

大変きれいです。

水圧をかけてテストします。

水が上がってくる圧が低いです。

逆方向も、チョロチョロなので、どこかで

F3

冷却水の通路が詰まっている様子です。

水温センサーなどのテストも考えましたが、

分解確認が先になりました。

パワーユニットを外す、またはドライブシャフトハウジングを

外すのに、下から6本のほかに、上から2本のボルトを

外すのですが、スターボードサイドはインテークマニホールドを

F4

外さないと工具が入りませんので、いきなり大掛かりな

分解になっていきます。

F5

ポートサイド側は、プラグキャップを外せば、

アプローチできます。

パワーユニットを降ろさず、「下方攻め」のみに

するか迷いましたが、パワーユニットの塩の詰まりの

確認やエンジンベースガスケット部からのオイル漏れの

危険もあるので、インテークマニホールドも外したし

パワーユニットを降ろしました。

F6

「頭」が外れました。

今度は下側のドライブシャフトハウジングを分解します。

「あった」

F8

塩が固まって、冷却水通路を塞いでいます。

F9

ウォーターパイプの上側のゴムパッキンが

固まった塩に押されて上に上がってきています。

中古での購入とお聞きしましたが、

過去の使用時に真水洗いがうまく出来ていなかった

のでしょうか?

F10

分解終了し、原因がつかめました。

オーナー様に電話してご説明し、GOがでましたので

部品の手配に取り掛かります。

F11

今さっき、MFS2Bの水没機もやってきました。

本日水没したとのことで、素早い対応に

感謝です。

今から水没機の点検に入ります。

いかに素早く作業するかで、明暗を分けることが

ありますから・・・・・

 

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