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まだまだ終わらない夏とHONDA BF225A6の少しライトな整備!

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

「♪ツクツクボ~シ~」が聞こえてきて、

夏が残り少なくなってくると、毎年すっごく寂しくなる私です。

山下達郎の曲にもあります、

「♪一番すてきな季節が~もうすぐ終わるぅ~」

あと3ヶ月くらい続けばいいのに・・・・・・・

と、思ったら昨日の気温は、

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感傷的な気分もぶっ飛んで、しかも風もなかったので

HONDAメッシュ夏用つなぎが塩を吹いて白くなるほど

汗をかきながら、ご依頼のBF225A6の整備を

していました。

B2

この225はほとんど陸上保管で、以前は私も存じ上げている

プロのエンジニアが定期的に整備をしていたので、

エンジンの調子もベリーグッド。

なので私からご提案し、少し軽めの整備としました。

こういった定期的に点検されている船外機はコンディションも良く

細かいところまで不具合がない場合が多いので

仕事を請けやすいです。

ご予算の追加もほとんど発生しませんし。

B3

プロペラシャフトへのラインの巻き込みなし。

グリスも適度に残っており、プロの整備の痕跡を

うかがわせます。

イリジウムプラグで「ちびり」もほとんど無し。

B4

今回は点検のみといたしました。

低圧燃料フィルターは汚れが多めだったので

交換させていただき・・・

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高圧はたぶん、今回がはじめての交換。

結構汚れていますね。

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可変長管バルブの作動チェックをします。

これを見落とす人、たまにいるようです。

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淡水なら固着することほとんど無いと思いますが

海での使用で、塩害で固着するケース、

極まれにですが、あります。

今回は作動に問題なかったので、

注油だけして元に戻します。

「あれ?」

油圧操舵機とエンジンの連結部にガタが多く、

ステアリングの切り始めにタイムロスが出ていました。

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グリス切れでカサカサだったので注油も兼ねて整備をします。

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増し締めしてもガタが残るので、ワッシャーの厚みを変更しました。

当然、グリスも塗布します。

ステアリングを切るとすぐにエンジンが向きを変えるように

なりました。

気持ちいいですね。

インペラーは問答無用で交換します。

B10

これも、定期的に交換されていたようで程度は良かったですが、

引き続き定期的に交換をしました。

最後にEACVのクリーニングをしました。

B11

真っ黒ですね。

B12

きれいになりました。

エンジンオイル、オイルフィルター、ギヤオイルなども交換し、

(ギヤオイルも比較的きれいでした)

グリスアップ、PTTオイル残量のチェック、パソコン診断、

クリーニングなど実施し、試運転して無事終了です。

しかし、暑かった~

特に午後からは、本当に暑かったです。

夏、もう少し「ここ」にありました。

 

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