新着情報

MFS9.8A3、BF2D6が完了して次はBF9.9AYの強烈なオーバーヒートの修理っ。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

フィッシングショーとか春めいた話題が多くなったからか

シーズン前点検のお話をたくさんいただくように

なってきました。

先日もBF135A4のオーナー様が会社帰りに立ち寄られて

打合せをしたり・・・。

エンジン換装のご相談も増えてきたり、皆さん

シーズンに向かって準備を始められたようですね。

さて、先日のMFS9.8A3の続きです。

4-8

ブロックの下からエンジンオイルがにじんでいました。

なので、ベースガスケットの交換です。

6-1

このエンジン、2年半ぐらい前にバルブの

オーバーホールで一度入院しています。

なので、このガスケットはそのとき新品になっていたのですが・・・

ボルトも緩んでいませんでした。

なぜ?ボルトが伸びた?う~ん・・・

6-2

こちらはブロック側です。

サービスマニュアルには書いていませんが

シリコン系の耐油性液ガスケットを併用して

2度と漏れないように対策します。

(気を利かせて前回も塗っておけば良かった・・)

6-3

シリンダーブロックを止めるボルトの頭が、

12→10進化していました。

6-4

シリンダーブロックをセットします。

6-5

一応、タイミングベルトのあわせマークを点検しておきます。

6-6

直りました。

もう漏れないでね。

お次はBF2D6のアンダーカウルの交換です。

4-3

部品が届きました。

6-7

昔は部品がセットで高かったんですが、

今ではバラで部品設定があります。

6-8

古いアンダーカウルについている部品類をはずします。

6-9

いろいろ付いています。

6-10

古い方の、割れてしまったアンダーカウルです。

お疲れ様でした。

そういえばBF2DK2の注文が増えてきています。

とくにお得意様からの・・・。

他のところの在庫がなくなったのかな?

シーズンを考えると、多い?ですね。

ありがたいお話です。

新しいカウルを組んでいきます。

 6-11

キャブレターの点検をします。

「あっ!」

中に、ゼリー状のものが・・・

「海水が入っていた???」

6-12

確かに、塩らしきものがポツポツと・・・

6-13

内部の細い通路が塩でつまったっら、キャブレタークリーナーでは

溶けないので、キャブレターを交換しないと直らない場合が

多いです。

タンクのガソリンを確認します。

6-14

現在のガソリンは、少しゴミはありましたが、

海水はもう入っていませんでした。

その後、試運転をして、問題がなかったので

キャブの通路は大丈夫だったようです。

良かっ~た!

さて、2つ完了して、お次は・・・

DSCF1671

BF9.9AY LJS(平成11年製造)君です。

えっと・・・28-11=17年前のですね。

オーバーヒートしたようですが・・・

DSCF1672

バラバラ事件となっております。

ポンプも焼けています。(交換ですわ!)

これ、普通なら、南無阿弥陀仏かもしれませんね。

あきれる強さです、HONDA船外機。

エンジンは掛かっているそうです・・・

ちなみに排気が通る胴体の周辺は塗装が焼けて

シルバーが茶色になっています・・・

でも、つぶれないのですね~。

土曜日とか、ほかの修理のエンジンもやってくるようです。

どんどんこなさないと仕事が溜まる~!

日本海のBF135A4の定期点検にも

そろそろ行かないと怒られる~!

でも、皆様お待ちしておりま~す。

コメントを残す

*