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HONDA BF135A4の定期点検と漏電でアースワイヤーがぶっち切れ!

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皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

本日朝一番で、とあるマリーナさんから修理のご相談です。

比較的最近来られたお客様のBF90Aが不調とのことです。

お客様、オークションで買ってこられたようなことを

言われているようで・・・

皆様、中古艇を買うときは、信用のおける中古業者さんから

買うようにしましょう。

調子が悪くなったので「出品」・・・・なんて話を聞いたことが

あるような、ないような・・・

さて、昨日は20年来のお客様の、BF135A4とBF9.9AYの

毎年恒例の定期点検でした。

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オーナーはこれまで4回、ボートを乗り継いでおられ、

このBF135A4は2008年に買っていただいたものです。

その後、船体だけ他社さんで買い替えされています。

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サーモスタットの交換ですが、7年経っていて、まだまだ

10年ぐらい使うつもりとのことですから、このプレートも

交換しておきます。

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2つ入っているサーモスタットはそれぞれ開く温度が違います。

絶対に逆に入れないように!

(自分で交換する人は、部品を買ったお店に聞いておきましょう。)

ホンダ船外機独特の、ヘッドとブロックを別々に冷やすオーバーヒートを

防ぐ安全機構のためです。

燃費の向上にも活躍しています。

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シリコン系やこういったシール剤を併用すると、

水漏れの心配が減ります。

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こちらはBF9.9AYのスパークプラグの交換です。

BF135A4は昨年交換したので、今年はしません。

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先週BF225A6で確認した、シャフトベアリングですが、

このBF135A4はトランサムサイズ「L」なので、付いていません。

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インペラーを交換します。

このオーナー様は、絶対に毎年されます。

なので、すごくコンディションいいです。

「ああああああっ!!!」

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ブラケットのアノードと、PTTをつないでいるアースワイヤー

が溶けてぶっちぎれています。

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スイベルマウントと中間ハウジングを電気的につないでいる

アースワイヤーも、半ギレです。

このワイヤーたちが溶けたり、切れたりしている場合、

大体漏電やショートをしている(していた)証拠です。

一大事なので作業を中断し、必死で漏電箇所を探します。

「ありました。」

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メインバッテリーコードが切断し、修理した後がありました。

1年前は、無かったので、オーナーに確認します。

思い出しました、昨年秋ごろ?このコードの価格確認の

電話をいただきました。

航行中、急にエンジンが停止して、あちこち確認したら、

このコードが操舵機に挟まってちぎれて、ショートしていたのを

発見したとのこと。

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一時的に代わりのワイヤーを現地作成し、部品が入るまでの間の

時間稼ぎをします。

オーナーは数年前に船体だけ交換されています。

その時、エンジンを旧ボートから新ボートに積み替えたのは

私ではありません。

当時、オーナーより載せ替え作業をしてほしいと依頼があったのですが、

トラブルになったとき、責任の所在があやふやになるのでと、

断りました。

(そういう状況で行くのも、そのお店が気を悪くするとも思いましたし・・・

でもこんなとになるなら・・・後悔先にたたず・・・)

このアースワイヤーが溶けたり切れている方(しかも複数同時)

かなりの確立で、漏電やショートしている可能性があります。

放置すると、アノードの減りが異常に早かったり、

船外機自身が電気腐食で大きく損傷したりする可能性がありますので、

異常を感じたら、すぐにプロショップに診てもらいましょう。

定期的に点検しているオーナーは早めに異常が見つかって、

命拾いします。

ガン検診なんかと、同じです。

皆さん検診や人間ドックに行きましょう。

そして船外機オーナ様は、定期点検を受検しましょう。

消耗品を交換するだけなら、素人でも出来る場合もあります。

しかし私達は、消耗品を交換しながらでも異常がないか

各部に目を光らせながら作業をしています。

部品が入ったら、再度修理にいきま~す。

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