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クラス最強、HONDA BF90DK4の換装のお手伝い!

4皆様、ご機嫌はいかがですか?

ワタクシは今まで、店頭でホンダ船外機をご成約いただいた場合に、

「スイス製の高級?ホンダマリンボールペン」を

プレゼントしておりましたが、

とうとうなくなってしまったようです。

(輸入品だったと?UKの企画?なのでなくなったら

おしまい?)

で、

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「ホンダマリンキーホルダー」に変更になりました。

フローティングタイプです。

これ、意外と高いんです。(泣)

写真に写っているだけで、半月分ぐらいの私の昼飯代が・・・

そう、ワタクシが昼食を犠牲にしてご用意した(冗談です)

高級品?なのです。

BF250Aでも、1個です。

ご了承ください(笑)

さて先日、雨の合間をぬって、BF90DK4の

セットのお手伝いに行ってきました。

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今年は50周年記念のデカールもいっしょです。

マリーナさま、いつもはBF9.9DやBF20Dなどが多いのですが、

今回BF90DK4は初めてなので、組み立て要領のご指導です。

同業者様ですから当然、大まかにはご存知ですが、

船外機のパフォーマンスを100%出すには、

きっちりとセットすることが大切です。

8:00からセット開始です。

雨が降るかも?の天気予報なので、先に本体をとりつけします。

今回はリモコンケーブルも一緒に新しく入れ替えされました。

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このBF90Dの初登場のときはビックリしました。

そう、加速装置の「BLAST」が初めて搭載された記念すべき

モデルです。(BF90DK0)

登場当時、UF-23IIIに115CETOをセットして釣りを楽しんでおられた

N様に2スト→4ストの載せ替えをお勧めして、

ご成約をいただきました。(関西1号機?)

馬力もダウンするし、2スト→4ストですから、当時の常識では

かなり「まったり」とした走りになるのでは?

という予想を大きく裏切り、体感では加速はほぼ互角。

最高速は30Knotから28Knotとダウンしましたが、

そりゃ115馬力から90馬力になったのですから想定どおりです。

逆に燃費は半分以下・・・・・・!

オーナー様は係留保管だったので、もって来る燃料が

半分に減って、大助かりです。

あと、2ストオイルの補給もなくなって、さらにお得と

喜んでおられました。

その後、BF90DK0→BF90DK2→BF90DK4と

マイナーモデルチェンジを繰り返しました。

最新型のBF90DK4はシリンダーヘッド周りをさらに

チューンナップし、バルブが変更され、今まで以上に

パワーアップしています。

いままででもクラス最強が、さらに最強になって、

バカみたいに加速します。

ギヤ比は2.3と高速艇でも低速艇でも比較的

セットしやすい、このクラスでは標準のものです。

(Y社さんのF90Bも2.27で同じぐらいです)

アイドリング~低速域はO2センサーからの情報をフィードバック

して適正な燃料の供給を行い、燃費を向上させています。

中速域のクルージング時はリーンバーン(希薄燃料燃焼)モードで

運転し、最大で20%ぐらいの燃料を節約して航行します。

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加速はご存知「BLAST(ブラスト)」が大活躍です。

ノッキングポイント直前がトルクが最大になるという

レシプロエンジンの理論を現実にしたこの特許技術は、

2つのクランク角センサーや

高度なプログラミングが可能の高性能ECUが、

加速をはじめたとたん、最適の空燃費を制御実現し、

まるで加給器が付いているかのような加速をします。

一気に5200rpmまで達すると、さらにスプールが作動し、

そこからはVTECが活躍を始めます。

エンジン音も、それまでの「ウワアアアアアアアアア~ン」的な

音だったものが、5200rpmを境に

「ヴィイイイイイイイイイイイ~ン」みたいに変わります。

と、本来なら頭打ちすべきところから、さらに加速を続けていき、

「これ、ほんまに90馬力?」と毎回疑いたくなります、私。

今回もセット完成後の試運転で、マリーナ様

「おおっ、ほんまにええ走りするなぁ!!」と

お褒めをいただきました。

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私は大好きです、BF90DK4!

ギヤケースも水流抵抗を考えて設計されていますし、

今回のDK4から、油圧センサーも賢いセンサーになって、

普通、油圧はある一定の圧力を下回ると、スイッチが入って警告を

したりする方式ですが、今回のは、タイムリーにすべて回転で油圧を

関知していて、各回転数に応じた最適の圧力を下回ると警報を

鳴らしたり、回転制御を行います。

なので、低回転も、高回転も油圧をモニターしているんです。

ユーザー様、いままで以上に安心です。油圧!

さて、関西人のわたしは最後に「オチ」がいるのですが、

今回のボートと、プロペラから割り出した最高回転数が

実際の走りで100~200rpm低くて、5700rpm~5800rpm

の予定が5500rpm~5600rpmしか回りません。

「おかしいなあ、おかしいなあ」悩んでいて、

「あっ」と思い当たって

ひょっとして・・・マリーナさんに

「このボートに入っているガソリン、いつ入れたやつですか?」

とお聞きすると、

「このオーナーさん、最近乗っていなかったので、

う~ん、1年ぐらい前かな~」

良い子の皆さんは、真似しないように・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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